身体が熱っぽい。旅に出て何度目の風邪かもう分からないけど、まあ疲れているんだろう。
桂林には他にも見どころがあるようだが、僕は例の変わった形の山が観れたので満足だ。
昼前まで横になって過ごしたが、中国の宿はドミトリーでもベッドの仕切りにカーテンがついていることが多く、シャイな僕にとっては居心地が良い。
なんとなく腹が減ったが、食べたいものは日本食以外には頭に浮かんでこない。とりあえず駅まで移動しようと宿を出たが、朝まで雨が降っていたようで地面が濡れている。もう止んではいるが、天気は今日も悪そうだ。
駅まで移動して昼ごはんを食べた。安い丼を頼んだらほとんど玉ねぎの丼だった。風邪なのに脂っこいのと玉ねぎ臭いので気持ち悪くなった。電車に乗り込み、そのまま寝るようにした。

広州に着いたが、中心地まで地下鉄で移動しなくてはならないようだ。チケット売り場にはまたもや山盛りの人がいる。抜かされないように間を詰めるが、横に並んでくる人がいる。もはや日本人からしたら意味がわからない。どのようにこの人はチケットを買うつもりだろう。横に向かって列が伸び始めたが本当に有効な列だと思っているんだろうか。たぶん僕は列過敏症だ。気にしないようにしよう。

なんとか地下鉄に乗ったが、ドアが開いた瞬間、みんなダッシュで駆け込むもんだからびっくりする。降りる人が先に降りないと乗れないのに。乗り換えつつなんとか宿に着いた。
しかし宿のオーナーがおらず、電話したが、ちょっと待っててとのことで、フロントで待った。待っている間、フロントでゴロゴロしていると、中国人の宿泊者が何か言ってくる。翻訳アプリで入力してもらうと、
「足が臭いから洗いなさい」
と言われた。ムカつく!!!臭いのは足ではなく雨で濡れた靴だ!サラリーマン時代は納豆みたいな臭いがしていたが今は臭くない!
そして3時間半待った。ようやくオーナーがノコノコやってきた。そしてヘラヘラしながらこう言った。
「ベッドはないからソファだけどオッケーよね?」
言い訳ないだろ!ムカつく!!!そのソファどう見ても僕の上半身分くらいしかないじゃないか!風邪だから休みたかったのに!!!
僕はNoと言いすぐさま他の宿を探した。予約と同時にキャンセルと伝えて荷物を担いだ。
僕は宿を予約と足で探すのを半々くらいの割合にしている。ワザとではなくて気分次第だ。中国に関しては外国人が泊まれない宿があるらしいので基本的には予約して行っている。
ドミトリールームで予約したのにソファだって?ありえないぜまじで。と伝えると、オーナーは近くの毛むくじゃらの欧米人にニヤニヤしながら「彼はソファが嫌いみたい」と言った。
僕はムッとして、予約を管理できてないお前が悪い、と伝え、ドアを出ようとしたら、その毛むくじゃらの欧米人が僕に謝ってきた。なんて心優しい毛むくじゃらの人なんやろうか。関係ないのに。
それを見てオーナーが何かまずい空気なのをようやく察したのか、突然真剣な顔で頭を下げて謝ってきた。僕は仏の心を召喚して許すことにした。まあ泊まらないし。
また魔の地下鉄に乗り、ようやく新しい宿に着いた。ここもへんてこりんだがまあいい。
泊まらないと宿の口コミが書けないことだけが悔しい。洗濯機だけタダで使わせてもらったので星1はあげたい。
今日は本当に何もしていない。悪態つかれて、悪態ついただけだ。
I arrived in Guanzhou city. I wanted to checkin but there were no staff. I wait in front of counter for 3hours. A man who stay here said your feet are smelly! OMG This smell come from wet shoes!

せんまさお

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