昼飯は排骨菜飯というポークリブが乗った菜っ葉ご飯だ。カラッと揚がったポークリブは甘く味付けされている。肉汁が菜っ葉のご飯に染み込んでいる。少量ながら満足。

今日もスターフェリーに乗り香港島へ渡る。乗り場に着くと、Jゅん君がいた。一緒に香港島へ渡り、彼の日課のマックでソフトツイストを食べるやつに便乗する。
たぶん2ヶ月ぶりくらいにアイスを食べた。アイスは甘いから好きなんだけど、冷たいものが苦手なのでいつも苦しみながら食べる。頭がすぐに痛くなるのだ。
高校生の頃、家でスーパーカップを電子レンジで少し溶かして食べようとしていたら親に心配された。
今日の香港は暑い。ソフトツイストとクーラーの効いた店内でクールダウンした後は、僕は香港島を回ることにした。Jゅん君は日課のギャラリー巡りへ旅立っていった。

PQMというビルがある。警察の既婚者用のマンションだったが、実は全く使われていなかったので改装して、今はアーティストの作った商品が売られているというシャレオツビルだ。

シャレオツすぎて、商品なのに商品に見えない。なんとなく昔行った美大の卒業制作展に似た雰囲気だ。欲しいけど大衆受けなど元々狙っていないような商品が並ぶ。値段も大衆受けはしなさそうだ。
そのビルの前を過ぎると、すぐに文武廟という道教の寺院があった。天井から渦巻き状の線香がぶら下がっている。当たり前だが仏教と拝み方が違うようだ。マネしようとしたがよく分からなかったし、教会を観光しても拝んだりしないので、同じように見るだけで出た。



そこからものの数分でキャットストリート(正式名称は摩羅街)に着いた。
ちなみに、ここには3年前にも来たことがある。その時の投稿が過去一おもしろいと思うので是非とも読んで欲しい。
キャットストリートには骨董品やレトロなものやゴミといった古いものが売られている。盗品まがいのような出所のわからない胡散臭いものを「鼠の品物」と言うらしい。それを狙って来る客を猫に例えたことからこの名前が付いたらしい。
しかし今売られているものといえば、しっかりとした古美術品と、そのコピーとゴミばかりだ。正直言ってお宝みたいなものはフリーマーケットとかの方が見つかるだろう。
ゴミと言っているが悪口ではない。本当にゴミが売られているのだ。閉まらない南京錠や点かない電球なんてゴミだろう。

しばらく付近を歩き回り、疲れたのでトラムに乗った。香港といえば、で思い浮かべるあの二階建ての路面電車だ。どこまで乗っても2.6香港ドルなので、どこまでも乗ってみた。どこに着くのか分からない。

二階の先頭に座る。開け放された窓から風が吹き込んでくる。パーマがフワフワになる。全てが計算尽くされたかのような香港の街並み。巨大なビルは道路を決して邪魔していない。コンクリートジャングルをトラムでクルーズする。
とりあえず折り返し地点まで来てみたが、ここがどこで何があるのか分からなかったので海に行ってみた。消防船が展示されている。消防船なんてあるんだ。海水を放水するのかな。

せっかくきたので街をフラフラしていると、めちゃくちゃでかいマンションが見えてきた。でかいというのが、縦にでかいだけでなく、横にもめちゃくちゃでかいのだ。しかも一室が小さいのか、窓やエアコンの室外機がボコボコとついているので圧巻の光景。

なんと香港っぽいことか。一階に商店がたくさん入っていたので中に入ってみることにした。商店を抜けると、マンションの裏側に出てきた。どうやらコの字型のマンションのようだ。


裏手には別のマンションが建っているが、距離が近いために四方をマンションに囲まれているような形になる。
これはすごいぞ、と写真を撮っていると、「プライベートなところなのでアクティビティしないでください」みたいな注意書きがあったので、確かにそうだわと我に返ってすぐに去った。
後で調べてみると、このでかいマンションはなんかの映画の撮影地になったようで、観光地化しているそうだ。その名前は怪獣大厦。モンスターマンションである。
香港は狭いからビルは上に伸びるしかない。どのマンションも30階程度はあるだろう。そしてよく見ると古いマンションも多い。かつて、九龍城という違法に増築され続け、悪の巣窟とも言われていた建物があるが、あれも結局上に伸びるしかなかったのだろう。
今日の締めにエッグタルトの有名店で一つだけタルトを買おうと向かった。元々、ポルトガルのエッグタルトがマカオに伝わり、香港で香港式に変化したものらしい。街中でもよくエッグタルトを見かけるが、せっかくなので有名店で。
午後7時半、閉店は8時半なので間に合った。ところが人気すぎて売り切れていたのだ。しょんぼりしながらスターフェリーに向かった。
フェリーを待っていると、毎日午後8時から沿岸部で行われるライトショーが始まった。レーザーライトが空に向かって伸びている。ビルの電光掲示板も単色に変わり、点滅している。
フェリーが出港した頃にはショーは終わっていたが、フェリーから眺める夜景は、波打つ水面にカラフルな光がキラキラと反射して、なんとも美しかった。みんなフェリーの片方に集まって夜景を見るので、フェリーがひっくり返らないのかなと心配になったがそんなことはなかった。

九龍半島側についても、いつまでも夜景を見ていた、かったが、トイレに行きたくなって宿にすぐ戻った。
I visited to a lot of places in Hong Kong island. At first, I visited to a mansion that was for polices who got married but actually the mansion was not used by the polices. Some artist use the mansion to sell their products now. I just saw these products. Then, I visited to Tao temple. I wanted to pray to their god but I don’t know that how to pray. Then, I visited to cat street. We can see a lot of antique goods on this street but actually these are not only antique but also trash. After visiting the street, I got on a tram to go to somewhere. I didn’t know where will I go. I arrived somewhere. I just walked on a street. I found too much huge building. I entered it. It was really Hong Kong style. People call it “Monster mansion”. It’s really like a monster. Then, I couldn’t go back to my hotel easily because I didn’t know that where I am in now.

せんまさお

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