【世界一周#286】古都コトル

朝っぱらから宿の愛犬に飛びつかれながらチェックアウト。大きくてフサフサでかわいい犬だった。大きい犬を初めてかわいいと思った。

昨日美人に教えてもらった時間通りにバスターミナルへ。

ベンチに座っていると、気にかけてくれた近くのおじさんがやはりバスは来ると教えてくれた。

しばらく待っていると、バスターミナルの裏手にバスが来たと、バスターミナルのカフェの店員さんがわざわざバスまで連れて行ってくれた。どうやら経由地の一つだったらしい。

バスの道中は絶景。紅葉真っ盛り。赤黄緑が混ざり合い、なんとも綺麗。あらまー、と窓から外を眺める。バスはどんどん山を登っていく。

山の上でコソボ出国。今度は出国スタンプが押された。謎すぎる。国境によって押したり押さなかったり。ちなみにミスではないようで、他の乗客に聞いてみても同じだったのだ。

ずいぶんと国境を走る。モンテネグロへ入国するのだが、こんなに長い国境間は初めてだ。地図で見ると10kmもイミグレーション が離れている。

ジャコーヴァを出て7時間後、モンテネグロの首都ポドリゴツァへ到着。ここは興味がないので、すぐにバスを乗り換え、アドリア海沿いのコトルという街へ向かう。

2時間かけてコトルへ着いた。もう真っ暗。初めての国で真っ暗な中、大きな荷物で歩きたくない。

バスターミナル近くの宿にチェックイン。

「どれくらい疲れてる?」

スタッフに突然聞かれたので、とても疲れていると答えたら、じゃあ街の紹介は明日するわ、とのこと。まさかそんなに長くないだろうから、朝のシフトの人に押し付けただけだろう。

というのも、他の宿泊者との会話に夢中で宿のドアの鍵すら開けてくれなかったくらいだから。

日曜日の夜だからかお店が全く開いていない。一件だけパン屋さんが開いていたのでなんとかパンを夕飯にしてすぐに寝ようとした。

しかし大騒ぎする観光客グループがいて寝られない。テンション上がって無駄にキャーとかフォーとか奇声を上げる人とか大声で笑うのは勘弁して欲しい。ここは宿だ。

寝られないとめちゃくちゃ腹が立つ。ムカムカしながら寝られないのでYouTubeをひたすら見続けた。スタッフは帰宅したらしく、誰も止められない。

大騒ぎは午前2時まで続いた。この野郎。

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せんまさお

せんまさお

シャイな僕が世界一周の旅へ。諸事情により緊急でお金が必要だったので一部上場企業のキーエンスへ就職。27歳で退職し、夢だった世界一周をすることに。やりたいことを全部やっている最中です。まずは死なずに帰ってきます。皆が憧れる世界一周だと思いますが、良いところも悪いところも全てそのままお伝えして、一緒に旅している感覚になっていただければ嬉しいです。座右の銘はPLUS ULTRA。「もっと向こうへ」という意味です。好奇心の赴くままにもっと向こうへ行ってきます。好きなコーラはコカ・コーラ。スカッとさわやかコカ・コーラ。LOVE&PEACE。

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シャイな僕が世界一周の旅へ。諸事情により緊急でお金が必要だったので一部上場企業のキーエンスへ就職。27歳で退職し、夢だった世界一周をすることに。やりたいことを全部やっている最中です。まずは死なずに帰ってきます。皆が憧れる世界一周だと思いますが、良いところも悪いところも全てそのままお伝えして、一緒に旅している感覚になっていただければ嬉しいです。座右の銘はPLUS ULTRA。「もっと向こうへ」という意味です。好奇心の赴くままにもっと向こうへ行ってきます。好きなコーラはコカ・コーラ。スカッとさわやかコカ・コーラ。LOVE&PEACE。