「日本のお金が欲しい」
もう何が目的なのか疑ってしまうが、チェックアウトするときに宿のスタッフがそう言ってきた。よく言われるんだけど、みんな紙幣が欲しいらしい。でも日本の紙幣は1000円札からなのであげる訳にはいかない。
お世話になったので10円玉をあげてから出発。
「お金が欲しい」
宿を出て1秒、宿のガードマン的な人がそう言った。なぜあなたに…
ムンバイ主要部へは近郊列車で30分。ラッシュアワーということもあり、インド人は開けっ放しのドアからはみ出しながら乗っている。
ファーストクラスはまだ空いていそうだったので安全を考慮してこちらを購入。セカンドクラス8円、ファーストクラス16円なので迷うことはなかった。
近郊列車には女性専用車両もあり、空いていたのでうっかり乗りそうになったが直前で異変に気付いて踏みとどまった。
主要部へ出て驚いた。街が綺麗だ。
当然日本の感覚から考えると汚いんだけど、今までの数都市に比べると天と地ほどの差だ。建築物も美しく、美術館の中を歩いているような感覚で、ついつい写真を撮っていた。
宿に着くと、日本人と遭遇。一緒にエレファンタ島へ行くことに。
エレファンタ島はムンバイの港から船で50分くらい。往復で200ルピー、二階席は追加で片道10ルピーだった。
片道わずか約180円と、どこぞの電車の初乗り料金と同額ながら、木造船で切るゆっくりとした風は気持ちいい。海鳥が並んで飛び、乗客はポテチを投げて楽しんでいた。
エレファンタ島には来たが、この島の石窟遺跡に興味はなかった上、今日は休みだったので島でゆっくりご飯を食べてくつろぐ。
帰りの船も同じく二階席で日光を浴び、港に近づくにつれて見えてくるタージマハルホテルとインド門を眺めつつムンバイ市内へ繰り出した。
何をするでもないけど、宿であった方が今日で帰国するということでお土産を見て回った。ムンバイには綺麗なお店がたくさんあり、おしゃれな石鹸の匂いに、土にまみれた鼻の穴が癒された。
ムンバイ大学近くのグラウンドにはクリケットを楽しむ若者が多くいた。特にかっ飛ばす選手のボールが真っ直ぐ僕たちの方へ飛んできて恐ろしい目にあった。運動音痴の僕はボールを避けることすら難しい。
明日はもっと街を見てみよう。
I moved from northern Mumbai to center of Mumbai. There are a lot of people in the train because of rush hour. I bought first class ticket but it’s still cheap(JPY16). Finally, I arrived at center of Mumbai. I was surprised because it’s so beautiful townscape! I arrived at a hotel and met a Japanese. We went to Elephanta island by ship. It takes 200 rupee for round trip. We enjoyed island scape. He will go back to Japan today midnight. I want to see on other place in Mumbai tomorrow.
せんまさお
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