昨日見かけていた青いタイルで飾られた教会へ行ってみた。サント・イルデフォンソ教会というらしい。



青いタイルといえばウズベキスタンのモスクの記憶が強かったが、教会になるとこうも印象が変わるものなのか。
なんとなくロイヤルコペンハーゲンの皿を思い出したけど、マイセンとかダンスクとか青い模様の皿がヨーロッパには多い気がするけど作りやすかったとかなのかな。
坂道を登り切ったその先の丘の上に立っていてかっこいい。


ポルト大聖堂にも行ってみる。もう教会は見飽きたというのが正直なところだけど、せめてその街の代表格くらいは拝んでおきたい。
雨が降ってきたので昨日買ったポンチョを装備。
大量の学生の団体が入っていくのが見えたので、少し時間を空けることにした。すぐ脇にあった大きな橋へ行ってみる。

なんてこった。ひどい強風で昨日買ったポンチョが巻き上げられて全く意味をなしていない。
しかも激しくバサバサするもんだから周りの人がビックリしてめちゃくちゃ見てくる。
あまりに強い風で体が吹っ飛びそうだけど重いので飛ばない。しかし軽そうなおじさんは吹き飛ばされていた。
渡り切るのは難しそうな風だったのですぐに大聖堂へ引き返す。国際青年証を見せたら無料で入れてくれた。ここも青いタイルで彩られている。














街が一望できそうな塔に登ってみた。ザ・ヨーロッパみたいなオレンジの屋根が並んでいる。




屋根が苔むしているのはこの街が年を通じてジメッとしているからだろうか。かっこいい。







大聖堂から出たら突然晴れた。変な天気だ。

河岸に向かって坂道をくだっていく。それにしても綺麗な街並みだ。ところどころサンティアゴ巡礼の目印の黄色のホタテガイの看板が建っている。ここも巡路だったのか。




少し歩けば歴史の長そうな教会やら宮殿やらがある。もうどれを見ればいいのやら分からないので川に行ってみたらそれも美しいんだからたまらないな。









そういえばポルトには世界一美しい本屋さんがあると聞いたことがあることを思い出した。探して向かう。
本屋さんに入るのに入場料がいるらしい。レロ・イ・イルマオンという本屋さん。

本を買えば入場料分割引になるそうな。しかしポルトガル語は読めない。
確かに美しい。ハリー・ポッターの撮影でも使われたそうな。










もう店内は観光客でごった返していて本屋さんの本来の役目を果たしていない。しょうがないね。
それにしても日本は神社仏閣を除いて古くて良い建物みたいなものが少ない。戦争で壊れちゃったり、地震対策で建て直したりと要因はいろいろあるんだろうけど、そもそも新しくて綺麗なものが好きな嗜好はあるよね。イギリスなんかは逆に古い住居の方が家賃が高いとか聞いたことがある。
古くなってもいいかんじになる家に住みたいな。作るの高いんだろうな。



せんまさお

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