旅に移動は付き物です。というか移動がほとんどです。
移動時間は道が整備されていない国、発展の真っただ中の国ほど予想が付きづらく、過去には急速な発展による慢性的な渋滞により、6時間移動の予定が実際には20時間になったこともありました。
20時間も移動していると、さすがにお腹が空きます。もちろん途中の休憩で食べることができるのですが、言葉が通じなかったり、置いて行かれるリスクを考えると、食べ物は持参して移動に臨む方がおすすめです。
今回は、旅の移動中の食事に便利な食べ物をご紹介します。
移動食の条件
①軽い
②日持ちする
③カロリーが高い
移動に合わせて購入すると思いがちですが、基本的にはいつも鞄にそっと潜ませておいたり、普段から食べるものの残りで代用することが理想です。
持ち歩きを考えると、軽さが条件になります。また、日持ちする方が、突然訪れる長時間移動時に備えておけますし、気温が高い場所を移動することがありますので、卵や肉などの腐りやすい食品は避けた方がいいです。
また、少量でエネルギーを補える食品が理想的です。
日本の食品で考えると、結構いろんな物が思い浮かびますが、今回は世界中で手に入りやすいものをピックアップしました。
バナナ
「ベストオブ移動食」を与えたい最高の食品です。世界中どこでも安価に手に入り、皮は汚れや菌などから実を守ってくれます。
手が汚れていても食べることができ、エネルギーや栄養も十分に補うことができます。
ちょっと衝撃に弱いことを除けば、非の打ちどころのない移動食です。更に食べなければ翌日の朝食にできます。
ドライフルーツ
ドライフルーツは日本では高いですが、非常に安価に手に入る国もあります。レーズンを大量に袋に詰めておけば、移動時につまむことができます。
エネルギーと栄養価が高く、長期保存にも向きます。世界各地の果物を食べる楽しみもあります。
ビスケット
軽さは他の追随を許さず、カロリーの高さも評価できます。ビスケットを売っていない国を見つけるほうが難しいほど簡単に手に入ります。
国によっては量り売りをしているスーパーもあるので、必要な分だけ袋に詰めて持ち歩けます。軽量なので、トレッキングやキャンプ時の食料としても活躍します。
チョコレートバー
スニッカーズに代表されるチョコレートバーは抜群の携帯性とカロリーを誇ります。トレッキングの行動食や非常食としても重宝されることがその証拠です。
スニッカーズが売られていない店でも、類似品やMars等の別ブランド品は基本的に売られています。僕はカバンに常に一つは入れていました。一つ食べれば十分満足する甘さです。
パン
日持ちを考えて、できるだけ手が加えられていないパンが理想です。長時間の移動時には、数個のパンを片手にバスや電車に乗り込むことが習慣になっていました。種類は違えど世界中で簡単に手に入ります。
味に飽きそうなときは、小袋のジャムやケチャップを一緒に持ち歩いていました。移動食としてピックアップしておいて何ですが、普通に食事です。少しかさばることがネックですので、ギッシリした食感のパンが理想です。
ナッツ
軽量性、保存性はもちろん、固いのでカバンに無造作に突っ込んでいても大丈夫です。カロリーも非常に高く、少量で満腹感があります。物によっては高いので、ピーナッツがおすすめです。
ナッツだけでなく、穀物を混ぜて固めたグラノーラバーもおすすめです。こちらはなかなか手に入りませんが、持っておくと心強いでしょう。
お腹が空くと弱る
移動時間が長くなるにつれ、身体が非常に疲れてきます。あまりに長いと気分的にもかなり辛くなります。更にお腹が減るとなると完全に弱り切ってしまいます。
いつ食べられるのかと不安になることもあります。そうならないためにも、移動前には「もしも」に備えて移動食を準備し、万全の態勢で臨むようにしましょう。
飲物は意外と心配しなくても大丈夫です。途中の休憩ですぐに買えますし、バスによっては配ってくれることもあります。電車も車内販売があることもありますし、飲み物ならそんなに高くありません。
せんまさお
最新記事 by せんまさお (全て見る)
- 【世界一周#411】アレナメヒコ - 2024年9月22日
- 【世界一周#411】アレナメヒコ - 2024年9月22日
- 【世界一周#410】グアダルーペの聖母マリア - 2024年9月21日
コメントを残す