恐らく僕は旅人の中では上の下くらいに贅沢な貧乏旅をした方だと思っています。
本当に出費を抑えている旅人は食費を削り、宿は最安レベル、観光地には行かない、というような旅のスタイルをとります。
僕は食べたいものはできる限り食べ、宿は極端に不潔な宿は避け、観光地にも良く行くというスタンスで旅していました。
また、僕は短期間に極端に街を移動する傾向にあるため、交通費が異常に発生しています。
今回は、そんな僕の旅で、一日当たり一体いくら使っていたのか、国別でご紹介します。そして、384日間の世界一周(中断)で一体いくら使ったのかも参考までに載せておきます。
条件
・実際の出金データ(クレジットカード情報、銀行口座の入出金明細)を元に計算しています。
・費用には旅にかかる費用全てを含んでいます。(下記の一部を除く)
・国際間移動の代金は前後の国で50%ずつ按分しています。
・国際間移動の飛行機代金は含んでいません。経路が極端なケースがほとんどのため、通常の支出と分けて考える必要があるためです。
・国際間移動の陸路移動(電車・バス)代金は含んでいます。
・ユーロ圏は正確な現金のユーロ使用額が計算不可のため、使用額合計を滞在日数で按分しています。
・日本円への換算は、実際の両替時のレートを用いています。
・個別な事情(高い宿に泊まった、高いレストランで食べた、ツアー代金等)は除くことが難しいため、そのまま計算しています。
・現地通貨同士の両替は記録がないため、記憶ベースで計算しています。
・当時のレートの参考情報として、USD1=111円、EUR1=130円の時期です。(2019年当時の実勢両替レート)
国別一日当たり使用金額
| 国名 | 一日平均(円) |
| ベルギー | 13,026 |
| スペイン | 10,512 |
| ポーランド | 8,027 |
| モンゴル | 7,454 |
| イタリア | 7,134 |
| トルコ | 6,874 |
| オランダ | 6,865 |
| オーストリア | 6,542 |
| 中国 | 6,080 |
| ドイツ | 5,509 |
| スーダン | 5,393 |
| モロッコ | 5,373 |
| ハンガリー | 5,178 |
| エチオピア | 4,995 |
| 香港 | 4,904 |
| スロベニア | 4,900 |
| ポルトガル | 4,744 |
| ミャンマー | 4,251 |
| マカオ | 4,189 |
| スロバキア | 4,118 |
| アゼルバイジャン | 3,881 |
| ネパール | 3,804 |
| 北マケドニア | 3,788 |
| クロアチア | 3,706 |
| イギリス | 3,673 |
| ウズベキスタン | 3,571 |
| タジキスタン | 3,550 |
| インド | 3,499 |
| アルメニア | 3,489 |
| チェコ | 3,470 |
| ギリシャ | 3,293 |
| セルビア | 3,151 |
| モンテネグロ | 3,147 |
| カザフスタン | 3,078 |
| マルタ | 2,904 |
| アルバニア | 2,887 |
| エジプト | 2,851 |
| ボスニア | 2,732 |
| バングラデシュ | 2,319 |
| イラン | 2,176 |
| キルギス | 2,124 |
| コソボ | 1,918 |
| ジョージア | 1,868 |
分析・解説
上位の分析・解説
上位3か国(ベルギー、スペイン、ポーランド)は個別の事情があり、高額となっています。仮に個別の事情を省けば、周辺国と同等の金額になります。
4位のモンゴルは1日当たり55ドルの高額のツアー代金が含まれているため、平均金額を押し上げています。
個別の事情を除き、一番高額だった国は5位の「イタリア」です。観光地が多いことと、観光地の入場料が極端に高く、また国際青年証による割引が一切きかなかったことが原因です。物価自体も比較的高いように感じました。
6位のトルコはキャンプグッズを購入したため、極端に高くなっていますが、感覚的にはヨーロッパとアジアの中間くらいの物価水準でした。
際立って高かったのは「中国」です。アジア圏で際立って物価が高かったイメージです。宿泊費と食費は安いのですが、観光地の入場料と、広大な国土を移動する交通費が高額でした。
下位の分析・解説
長期滞在者から人気のある「ジョージア」「キルギス」がランクインしています。物価が安いことはもちろん、目立った観光地がないことから、観光代が大して発生していないことが要因として考えられます。
コソボに関しては、観光代は0円で、食事も自炊のみだったため、安くなっています。
イランはアメリカによる経済制裁により、極端に物価が安かったため、十分に観光をしても安くなりました。また、イスラム教の祝日にあたり、特に活動できなかった日が数日あったことも要因と考えられます。
全体の分析・解説
イメージ通り、西欧が一番高く、アジアは安い傾向にありました。アフリカはビザ代がかさみ、平均は高くなっていますが、日々の出費は安かったです。
地域別の1日当たり出費額をざっくりと計算すると以下のようになりました。
・西欧・・・6,500円
・東欧・・・3,500円
・コーカサス・・・2,800円
・アジア(東アジア以外)・・・3,500円
・東アジア・・・5,600円
・北アフリカ・・・4,600円
節約家の旅人はこの半額から3/4くらいの予算だと考えられます。
世界一周の費用合計
正確に把握している訳ではありませんのであくまで概算になります。また、一時帰国を三度挟んでいるので、そちらも含んだ金額になります。日本で受けた予防接種費用と持ち物の費用も全て含んだ金額です。
約200万円
これくらい使っていました。
日本での一人暮らしの生活費の平均は、月あたり147,000円だそうです。
僕が旅した384日分に換算すると、1,881,600円です。
旅にかかった費用は200万円かもしれませんが、仮に日本で生活していても188万円かかるなら、その差額の12万円で旅の楽しみを得られたとも考えることができるでしょう。
そう考えるとお得過ぎませんか?
実際には、収入が0なのでそう単純な話でもありませんが、新車を一括で買うお金があれば、1年旅するには十分すぎる金額だと言えるでしょう。
せんまさお
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