早起きしようと思ったが無理だった。久しぶりに個室に泊まったのでテンションが上がって寝られなかった。
ついでにこの街は標高1,700mにあるらしく、割と寒くて凍える。
昨日の残りのスープと気持ち悪いパンを食べ、10時にトレッキング開始。いや、ハイキングレベルだ。
ガチガチに装備した欧米人を横目に、いつもの姿で登る。なんてったって1時間もかからないし、登山道があるからだ。
野生の牛や馬がいる。馬を見るとモンゴルの大ちゃんを思い出す。元気でやってるだろうか。食べられてやしないだろうか。
そろそろモンゴルも寒くなっているだろう。雪に怯える大ちゃんを思い出して笑ってしまう。



整備された山道を進み、50分程度で山頂にある、教会へ到着。神に少しでも近づけるようにと作られたこの山のてっぺんにある教会。

てっぺんと言ってもカズベキ山の頂上ではない。カズベキ山は標高4,000mを超えている。カズベキ山の麓にある山の頂上なので、周りにはもっと大きな山が見えるが、それでもずいぶん高い山なので十分だ。


教会は過酷な環境を物語るかのように風化が進んでいるが、存在感は抜群。内部には捧げられたロウソクの香りが立ち込めている。
この教会はもちろん美しいが、その周りの景色も劣らない。帰り道は違う登山道を通り、宿へ戻る。谷間を流れる川が見える。急な斜面にできた足場を伝って降りる。自然にできたものなのか、何百年間も人に踏まれてできたものなのか。




マルシュルートカでトビリシへ戻る。たまたま隣の席には日本人のTイヘイくんが座った。
仕事の休みを使って来ているらしい。明日にはトルコへ行くらしく、今日の宿を探しているとのことだったので僕が泊まっていた宿を紹介して一緒に向かう。
スタッフは今日もキレキレだったが、次の瞬間には自分の三つ編みを犬に噛ませて無邪気に遊んでいた。クセも当たりも強いが憎めない謎の人なのだ。
人のタバコも食べ物も酒も奪っていくが、おやつをくれたり楽しそうに話しかけてくれたり、犬と遊んだり、仕事を宿泊者に任せて遊びに行ったりと自由この上ないが、それさえクセになる面白さに感じる。
Nガノさん、ショウボウさんとも再開し、4人でハマムへ向かう。今日は無事に入れた。
そういえば僕らは東アジア人なので下の毛がボーボーなのだが、ジョージアは割と半々くらいで剃っている人がいたりいなかったりする。というかハマムで目の前で剃っていたりするので割とカルチャーショックだった。僕も剃ろうかしら。
湯冷ましがてら山の上にあるテレビ塔へ向かう。ロープウェイがあるが、タクシーを割り勘した方が安かった。
山頂からトビリシの夜景を眺める。今まで見たどの夜景よりも遠く彼方まで広がっている。香港のヴィクトリアピークからみた夜景が100万ドルの夜景なら、トビリシの夜景は99万ドルくらいの価値があるかもしれない。

男4人で眺める夜景って乙なもんだ。女性と眺めるのとは違う良さがある。いいもんなんだ。
ショウボウさんは宿へ戻り、NガノさんとTイヘイくんとでレストランへ。

今日もシュクメルリを食べる。うますぎるのが困る。絶対にカロリー高いんだもの。まあそういうのいいや。テラス席で楽しく話す今夜も幸せだ。
せんまさお
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