ショウボウさんが宿を発つ。友達の結婚式に出席するらしい。ロシアのモスクワから安い飛行機が出るらしく、モスクワまで24時間以上かけてバスで向かうらしい。バスがあることが驚きだ。
宿のみんなで送り出す。人気者だ。
Tイヘイくんもトルコへ向かって出発していった。
そして昼飯を食べ、宿でくつろいでいたころ、ショウボウさんが帰って来た。バスの出発が謎の理由で6時間遅れているらしい。
この日はNガノさんとカジノへ行く約束をしていた。そう、ジョージアはカジノが合法なのだ。
ハマムへ向かう道中、派手なカジノが並んでいた。行く気満々だったところ、Nガノさんも好きらしく、一緒に行くことにしていた。
しかし、ジョージアのカジノはドレスコードが多少あるらしく、綺麗な服を持っていない僕はまずはシャツを買いに行くことに。
街で50ラリ(1,800円程度)のシャツを購入。これで準備万端だ。
夜、まずはハマムへ向かい心と体を清める。そしてカジノ・シャングリラへ。桃源郷、またやって来てしまった。中国のシャングリラはカジノとは無縁だったが、ここは欲望にまみれた世界、カジノ。
パスポートを提示して会員証をもらう。紙切れなのでマカオのような豪華さはない。しかし建物は綺麗だ。
緊張と興奮で僕もNガノさんもまずはうんこをする。Nガノさんはトイレの神様に願掛けするため、トイレを磨いていた。
マカオで勝負した大小というサイコロゲームはここにはないので、ルーレットに賭ける。賭け方は大小と同じ方法。三回連続で同じ色が出たらその反対の色にかけ、負ければ倍額賭けるマーチンゲール法。
掛け続けること2時間。140ラリ(5,040円程度)の勝ちで終えることができた。最低ベットが小さいので、なかなか増えない。ルーレットは一回ごとにかかる時間が長いことも理由だ。しかし、カードゲームは未経験なので勝負する気になれない。
Nガノさんは負けてはいたが大興奮していた。
二人で夕飯へ。ビーフストロガノフ、ハンバーグ、白飯を注文。頭を使い、集中して空腹にも気づいていなかったが、一口目のビーフストロガノフは笑ってしまうくらいおいしかった。白飯をもう一皿ずつ追加注文した。
宿に戻ったが、興奮冷めやらず午前3時過ぎまで話し込んでいた。スタッフが勝ったか負けたか聞いてくる。買ったらビールくれと言っていたので負けたことにしておいた。冗談じゃない、彼女は本気なのだ。いつこの宿を出られるんだろう。居心地が良すぎる。
せんまさお
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