宿をチェックアウトしてバスを待つ間、宿併設のカフェでゆっくりしてた。
カフェにどうみても東アジア人がいた。お互いアニョハセヨ、こんにちはと声をかけお互いの国籍に気づいた。
韓国人の彼は昨日からインドに来ているらしく、空港を出るまでの間にパスポートを無くしてしまったらしい。映画ターミナルのごとく帰国までの間の空港生活を覚悟したそうだ。(パスポートがなければ宿にも泊まれない)
インド人特有のあっちに行けこっちに行けたらい回し(たぶん悪気はない)に遭い、なんとか親切な空港警備員の協力によってパスポートを見つけることができたらしい。どうやら空港で現金を両替するときにパスポートを見せて、スタッフが返し忘れていたようだ。
日本人に見える彼と、韓国人に見える僕の二人で街中を歩いていたが、日曜日は多くの店が閉まっていた。
ランチにゴアの伝統料理を食べた。僕は辛すぎるカレーと汗水たらしながら格闘していたが、韓国人の彼はさすが辛いものに強いので平気で「ちょっとだけ辛い」と言いながら食べていた。
ゴアの料理はポルトガルの影響を受けているためか、カレーにもトマトがふんだんに使われていて、酸っぱ辛いかんじの味で辛いけど美味しかった。ちなみに辛いからってインド人の店員さんに「ほんまにコレでええんか?辛いで?」と3回も止められた。
カレーと一緒に魚を食べた。値段の欄に「時価」と書かれており、人生で初めての時価をインドで経験することになった。
魚はフライにしてもらった。これは辛くなかったので十分味わえた。日本でこれが出てきたら臭過ぎて食べれないんだろうけど、その臭ささえ魚らしさが感じられて満足できた。やっぱり日本人って、特に年取ってきた僕は魚が好きなんだろうな。
大阪で一人暮らししていたころ、友達と魚拓を取ろうということになって、まず釣りに行こうとしたけど何にも準備がなかったから黒門市場に魚を買いに行った。
それ以来、市場で魚を買って食べるようになった。グリルが一番楽なのでいつも焼いてばかりいたけど、焼きたての魚は本当にうまい。
バーベキューでも年々、バカバカ肉ばっかり食っていたのから、魚介寄りに変わっていったのは飽きではなく年相応なのかもしれない。
話は戻って昼飯後もカフェ兼バーでダラダラと過ごし、バスの時間になった。取ったチケットはメインバスターミナルから少し外れにあるバス停から出るらしい。
向かうとそこには空き地にポツンとヤシの葉が乗った小屋があるだけだった。
ウクレレを弾いている人がいる。それに合わせて踊り出す人がいる。なんか知らんけど雰囲気がいい。そうこうしている内にバスが来た。
立ち上がった僕は驚いた。お尻ビチョビチョなのである。どうやらバックパックに刺してあった水のボトルの蓋が緩んでいたようだ。まあジュースじゃないだけよかった。ビチャビチャの尻のままバスに乗り込む。
このバスは日本にはない(法律的に)スリーピングシートなので完全に横になることができる。事故ったら足から砕けるタイプだ。結構広いが、僕の肩幅だと横は十分にシート一杯になる。
バスの中でもまだウクレレを弾いている。ゴアは最後まで陽気だった。僕も旅立つ前に少しだけウクレレ教室に行っていたので、せっかくなら持って来ればよかった。途中ウクレレを探してみよう。
道は最悪。跳ねる跳ねる。買っておいたサンドイッチとポテチ、クッキーを食べる。寝る。
I met a Korean who arrived in India yesterday. I thought that he is Japanese, also he thought I am Korean. Our face are very similar. We went to a restaurant to eat seafood so we ordered fried fish and Gia’s traditional curry. The curry is very spicy to me but he is Korean so he ate it easily. The fish is so delicious. Japanese elder people really like a fish dishes like me. I leave from Goa today so we went to the bus terminal… actually it’s a hut. He followed me. He is so kind. My bus time is late so I said good bye to him and wait the bus. Finally, the bus delayed over an hour. While waiting the bus, a man plays the ukulele in the hut. A woman was dancing with his song. We felt Goa to the end.
せんまさお
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