ドイツのケルンは「ケルン大聖堂」で有名ですが、実はオーデコロンの生産地としても有名です。
今回はケルンとオーデコロンの歴史、そして日本でも買えるケルンのオーデコロンをご紹介します。
オーデコロンとは
オーデコロンは香水の一種です。
実は香水には4種類のものがあります。
・パルファム:香料濃度15~30%
・オーデパルファム:香料濃度10~15%
・オードトワレ:香料濃度5~10%
・オーデコロン:香料濃度1~5%
一般的に「香水」と呼ばれているのは「パルファム」という種類です。
オーデコロンは香料の濃度が最も低く、持続時間は1~2時間程度と言われています。
万能香水とも言われており、床に撒いたり、おしぼりや髪につけたりと幅広く使われています。
ケルンとオーデコロンの歴史(諸説あり)
「オーデコロン」はフランス語です。日本語では「ケルンの水」という意味になります。
ちなみに英語ではケルンもコロンも「cologne」です。
つまりコロン=ケルンなのです。
1709年にイタリアの香水職人がドイツのケルンで世界で最初にオーデコロンを製造・販売したと言われています。
その後、ケルンの街でオーデコロンが製造されていくのですが、その中でも当時一番人気だったのがミューレンス社が販売していた柑橘系のさわやかな香りのものでした。
そのオーデコロンは、ナポレオンの占領下におかれたケルンからフランスに持ち帰られ、フランス中に広まっていきました。
そのナポレオンもオーデコロンの魅力に夢中になった内の一人です。当時のフランスでは、ジャコウ鹿から採れるムスクの濃厚な香りが流行っていたそうですが、ナポレオンはそれとは真逆のさわやかな香りに魅せられ、妻にオーデコロンをプレゼントしました。
妻はどっちかというと濃厚な香りが好きでしたが、プレゼントされて以後、ナポレオンの前では、このさわやかなオーデコロンしか付けることを許されなかったそうです。
日本でも買えるケルンのオーデコロン
フランス軍の混乱を防ぐため、ナポレオンの占領下のケルンの全ての建物には番号が表示されることになりました。
大人気ミューレンス社に振られた番号は「4711」。ミューレンス社が販売するオーデコロンも「4711」と呼ばれるようになりました。
そして今尚、当時と製法を守り続け、ナポレオンが愛した香りそのままに販売を続けています。
4711
ケルンの街には「4711」と看板を掲げたミューレンス社の店舗があります。

店内には4711のさわやかな香りで満たされており、4711が流れる噴水のようなものまであります。
もちろんケルンの店舗で買えればいいのですが、わざわざオーデコロンのためだけにケルンに行くわけにはいきません。
しかし、実は日本には販売総代理店があり、代理店によって輸入されているため、日本でも購入することができます。
是非、ナポレオンが愛した香りを試してみてください。
せんまさお
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