初の不調。そう、腹痛。トイレとベッドの往復。
脳裏をよぎるシェムリアップの蚊。
しかし違う。出ないのである。そう、便秘。
原因は…水分不足(たぶん)。
圧倒的、水分不足(たぶん)…!ベトナムは(暑い)。
腹痛を無視して午前中は明日のツアーを予約してきました。
旅行会社へ向かう途中、日本語で声をかけてくるバイタクのおじさん。
「ドコイクノー?
おもむろに見せてきたノートには日本語で今までの客のコメントが。
「安心、安全、おもしろい、一時間200,000ドンでぼったくらない。超よかった
的なやつがノート2冊くらいにどっさり(!)
「一時間200000ドンダヨ!ボッタクラナイヨ!」
と、超押してくる。
200000
確かに日本の物価から考えると安いのかもしれないけど、現地の水準と比べると明らかに
この認識の差につけ込んで日本人はぼったくられまくっているのだ!
更に僕みたい
日本人はカモにされている
おじさんはお断りして、ツアーを予約し、昼からは市内観光。
ベトナム戦争証跡博物館に行ってきました。
ベトナム戦争について詳しく知らなかったん
日本では自粛されるようなあまりに
でも少しでも知れてよかった。
有名な一枚。ベトコン兵士がサイゴン警察長官に処刑される場面。
旅をしていてただ一つ願うのは平和です。
危険な地域というものは確かにあります。
なぜ危険かというと争いがあるからです。
例えば毒ガスが発生しているとか火山が噴火しているとかだったら諦められますが、人々が争っているから危ない地域というのは何とも言えない感情になります。
きっとその地域にも平和な時代はありました。
平和であれば、もちろん旅することができ、きっとそこでは素敵な人や場所に出会えるのでしょう。
しかし争いがあるから、素敵なものも影に隠れてしまいます。
争いの原因はそれぞれだと思いますが、その国を良くしたい、という気持ちは一緒だと思います。
素敵な国にしたいのであれば、争わないことが必要です。
争わなければ、旅人が集まり、世界中に素敵な情報が流れます。
すると人がもっと集まり、国が活気づきます。
日本人は安全な国に行きますが、別の国の人であっても基本的にはそうだと思います。安全な国と危険な国、どちらも素敵なところがあったとしても、安全な国に行きます。
言葉にすると当たり前なことでも、やはり人と人ですからそう単純にはいかないのでしょうが、せめて争うのなら個人と個人までにしてほしいです。
民族と民族、国と国が争えば、お互いに取り返しのつかない不幸に見舞われます。
どうか平和になって、そこに住む人、そして旅人が安心できるような世界になることを願います。(何もできないのに偉そうですみません)
さて、話は変わりますが、ベトナム人は元気。町中に活気がある。
タイにはなかった「勢い」がある。
不謹慎かもしれないが、戦争でアメリカを追い詰めた理由も国民性にあるのかもしれない。
ぼったくりもストレート。「高い」と言うと、「高くても買って」と普通に言われる。
店を去ろうとしたら、服をひっぱって引き留められる。
「高いから買えない」と言うと、「じゃあ安くするから買って」と言われる。
なんなら「そのiPhoneちょうだい」とか言われる。
それくらいストレートに要求される。
勢いよく要求される。
でもサボる。思いっきりサボる。
昼間から寝る。思いっきり寝る。木陰で寝る。
ご飯も作らない。みんな外食。
朝から外食。だから外食がおいしい。
さて、お腹は大変だけど今夜もおいしいものを安く食べにいってきます。
せんまさお
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