バンコクからバスで約2時間半。
パタヤという街のビーチにやってきました。
僕は泳げない。
幼稚園から中学生まで休むことなくプールの授業を受けて来た訳だが、忘れもしない中学3年生の時の授業。
平泳ぎのタイムを計測するときに、僕は自己ベストの4mを記録していた。
水面から顔を上げた僕に先生は言った。
「危ないから上がっておけ」
その時、僕は泳ぐことを諦めた。
そんな僕は今日、果敢にも海に入った。大好きなコーラを抱えて。
ものすごく浅瀬
ビーチにはヘナタトゥー職人がウロウロしている。
ヘナタトゥーとは本物のタトゥーではなく、ヘナという植物のエキスを使って肌に書くタトゥー風の絵のこと。しかしながら、このヘナのエキスは肌に染み込み、2週間くらいは取れないので、タトゥーをしてみたいけどさすがになあという方にオススメのものなのである。
例のサソリを食べているときに出会った方が試しに書いてもらっていた。一見タトゥーなのでクールである。
浅瀬で海を全身に感じる
さて、ここパタヤはかつて米軍の保養地となっていたこともあり、少しだけタイと異なる雰囲気がある街。
バンコクにはないソンテウという乗り合いバスがあり、町中を網目のように走っている。
ソンテウは要は軽トラの荷台に椅子が付いたようなイメージのもので、乗り方は簡単。
走っているところを手を挙げて止め、その荷台に乗り込み、降りたいときは降りますボタンを押してTHB10(定額)を支払って降りるだけ。
パタヤを移動するためには非常に便利。
夕方までビーチで楽しんだ僕たちはバンコクへバスで戻ったのだが、バスから降りたとき、急に警察官が寄ってきた。
「荷物を見せろ」
何の負い目もない僕たちは鞄を見せた。
ところが様子がおかしい。荷物を鞄から出してはその辺に投げ捨て、タバコはあるか?何歳だ?とよく分からないことを聞いてくる。
一緒にいた方が怒鳴りつけ、事なきを得たが、間違いなく偽物の警察官だった。
荷物を漁って目ぼしいものを没収して行く詐欺師なのである。
こういうときは強気で行かなければならないようだ。
気が弱い僕みたいなやつはまんまとやられてしまうのだろう。
事なきを得た後
今日もまた、タイで騙されそうになった。
せんまさお
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