昼過ぎまでダラダラと過ごし、トビリシ観光へ。いくつか教会があったり、かつての城壁があったりするらしい。
近くから順に回っていく。立派な教会が立ち並んでいる。まだまだ教会に対しては新鮮な気持ちで見ることができる。






ロープウェイに乗って丘へ登る。トビリシを一望できる城壁。少し雨が降ってきた。かまわず登るが、雷まで鳴ってきた。






頂上にある十字架に到着した頃、雷雨はピークを迎えた。風が強く、吹き飛ばされそうになり、十字架に掴まる。

雨で濡れた肌に風で飛ばされてきた砂は強烈に肌に打ち付けられ張り付いていく。
というかよく考えたらこの十字架、雷落ちやすそうじゃない?風が止んだタイミングを計らい、急いで降りた。


走ったり寒かったりしたので疲れた。宿で昼寝し、辺りが暗くなった頃、ハマムへ行くことにした。
アゼルバイジャンで行ったようなハマムと異なり、サウナだけではなくジョージアのハマムは湯船があるらしい。

ハマムへ入ってみると、硫黄の香りが少ししている。温泉のようだ。
小汚い脱衣所で服を脱ぎ、海外では珍しくスッポンポンで中へ。身体を流して湯船へ。
久しぶりの湯船だ。モンゴルの温泉以来かな。声が漏れる。
日本の銭湯より深いが、腰をかけられるようになっている。
目の前ではおっさん達が身体を流している。天井から伸びるパイプから湯が打たせ湯のように流れ出ている。
硫黄の香りはするが、キツくもないのでリラックスできる。身体から疲れが溶け出していくようだ。このまま風邪も治ればいい。
サウナへ行くが、暑すぎる。温度が異常に高く、すぐに出たはいいが、水風呂がないのはやはりキツイ。水を浴びて身体を冷やして再び湯船へ。
風呂から出ても身体の火照りはおさまらない。錆びてボロボロのロッカーをスタッフに開けてもらい、服を着てハマムを出るが、汗が止まらない。
幸いにも外は少し肌寒いくらいなので歩きながら風で身体を冷やす。
来た道とは違う、公園を通るルートで宿へ戻る。夜風が気持ちいい。公園にはカップルか犬しかいない。
これまた海外では珍しい自動販売機で買った水をゴクゴク飲み、湯冷ましの散歩を楽しんだ。

せんまさお

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