マカオの朝は遅い。
ご飯を食べようと、割と遅めに宿を出たのにあんまりお店が開いてなかった。
ぶらぶらしていると、騒がしい建物を発見。
そう、市場だ。
各フロア毎に野菜ゾーン、お肉ゾーン、お魚さんゾーンと分かれており、それぞれのお店が己の強い点(パワーポイント)を武器にし、ライバル店がひしめき合う中、日々商っているのである。
あの光景を目にすると、ラーメン激戦区と言われている一乗寺がラーメン歩行者天国くらいに思えてくる。
そのビルヂングの上層階には多少の飲食店があり、僕たちはそこでブランチをナマステすることにした。
選んだメニューは「ガーリック炒め豚肉プレート 〜ソーセージも焼いて添えて〜」と「コーヒーパウダー水」の二種類。
トータルで55マカオパタカ(約715円)くらいと割高な印象。
天井から滴る雨水による食中毒のリスクに怯えながらも、活気ある市場でおいしく元気にいただいた。
フェリーで香港島についたのはお昼過ぎ。
夜の香港島
キャットストリートというイカした道があるとのことで、まずはそこに向かう。
香港はとにかく建物が高い
人々はアンティーク、レトロなどという言葉を安易に用いて古きものを良きものと感じられる自分マジ物事分かる人〜と考えがちであるが、キャットストリートがそうであったように、古きものは骨董品とガラクタの二種類に大別できることを忘れてはならない。
キャットストリートではその二つが絶妙なバランスで入り混じり、ガラクタが「私はシャレオツです」と言わんばかりの顔でしれっと居座っているが、一歩ストリートから出るとその錆び付いたアイアンが醸し出す香りはゴミそのものである。
足早にキャットストリートを後にし、かの有名な二階建て路面電車で移動。先頭側二階に陣取る。香港の風を感じながらのゆったりとした移動は旅のクライマックスにふさわしい。
これはイメージ通りの香港
ドラッグストアならぬシンプルな薬屋さんが香港には多く、そこで恐らく漢方的な熱烈的な元気が出るサプリメント(怪しくない)を購入。
怪しくない
なんとなく決めていたいたミッションを全てクリアし、空港へ。
香港はあんまり旅感がないかなと思ってたけど、行くとこへ行けばそれなりにそこにはそれが存在してて、それを楽しんでる自分もいて、なんやかんや来てよかったと思える3日間だった。
近いし安いしまた行くかもしれない。有名ホテルがワンサカあったので今度はゴー☆ジャスな旅行でも行ってみたい。
それではみなさん、ナマステー!
せんまさお
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