シルバーウィーク最終日。
正午ごろには日本に帰るために空港に向かわなければならない。14時には飛行機が出てしまう。
だが確かにちょっと時間があるといえばある。
荷物を詰め終わったのが9時。
ゆっくりと朝粥でも楽しむか、それとも弾丸でどこか観光スポットでも見に行くか。
ホテルの外にある灰皿と部屋のガイドブックを往復しながら悩む。
昨日のうちに決めとけばよかったな。スケジュールが短いときはある程度決めておいてもいいかもしれない。当然守らなくてもいいし。
とにかくチェック☆アウトしないことには始まらないと、お土産が詰まり倍以上に膨らんだバック☆パックを前にも後ろにも背負い、更には昨日買ったパイン☆ケーキを手に提げ、駅へ向かった。
駅に着いたところで大きなミスを犯したことに気づいた。何をするにせよ、このバック☆パックとパイン☆ケーキは邪魔すぎる。
宿に預けておけばよかったとウジウジしていた矢先、目の前にコイン☆ロッカーが現れた。
これは運命という名の必然やでこれはと昂ぶる気持ちを抑え、僕はバック☆パックとパイン☆ケーキを21番ロッカーに押し込んだ。
向かった先は海。
チャリを借りて海岸を走ってみようと思い、海近くの駅で降り、自転車を借りる。
なぜか日本の免許証を預かられたのだけ不安。何でもいいから身分証明書を預ける必要があるらしい。
海岸近くには芸術特別区的なところがあり、謎のオブジェが並んでいる。
UFOが落ちていた
街には若い人が多く屯していた。みんな芸術家なんだろうか。こんな街で活動できて少し羨ましい。
ちゃんとナンバープレートが付いているので街中で乗ることができる
写真と同じ形の像が点々と並んでいるが、どれもデザインが異なる
壁だってキャンバス
なんかおしいやつ
のんびりできる雰囲気
おしゃれスポットと化していた
踏み切りですらアートに使われている。もちろん電車は通らない。
芸術特別区、海岸と自転車で回り、気がつけばあっという間に空港へ向かう時間である。
これで最後かと思うとやはりセンチ☆メンタルになる。
台湾は不思議な国だ。外国なのに顔が日本人と同じだ。台湾人も僕のことを台湾人と間違えて話しかけてくるくらいに。何なら街頭インタビューを受けた。
油断してると本当に海外にいることを忘れる。
でも当然のことながら中身は日本人とは異なる。
なんとなく日本人より人当たりが良く、親切だ。困っているとすぐに助けてくれて、ライ☆ザップもびっくりするくらい結果にコミットしてくれる。
こりゃ台湾旅行がブームになるのもわかる。可憐な奥様でも気軽に訪れることができると思う。
毎度トラブルに巻き込まれるはずの旅だが、今回の旅で一番のトラブルは、バック☆パックとパイン☆ケーキを預けた21番ロッカーがどこにあったか忘れて飛行機に乗り遅れそうになったことくらいだ。
そのトラブルでさえ、声をかけた方が英語が分かる人を呼んでくださってその上一緒に探してくださった。
寄り添ってくれている感は他国よりも深く感じた。
これから台湾へ遊びに行く人へアドバイスするとしたら、英語がほとんど通じなくて、逆に日本語が少しわかる人がたまにいるから日本語で試しに話してみるか、漢字で筆談するとそれなりに通じるということくらい。
それ以外は非常に旅しやすいので楽しむだけですな。ただ、食べ過ぎには要注意です。
今回はメジャーな街しか行けなかったのでまた次行くとしたら今度は台湾原住民が住んでいるらしい東部に行ってみたいな。
長々と書いたけど、五・七・五・七・七でまとめると、
「ホテル出て、チャリで海行き、帰国した。台湾いいとこ、また行きたいな。」ということです。
ラブ&ピース&スマイル&フリーダム&フレンズ
謝謝
台湾の旅 最初の記事
せんまさお
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