近年SIMフリースマホが普及してきています。それに伴い、日本国内では格安SIMカード市場も拡大の一途を辿っています。
SIMフリーとは、SIMロックがされていない状態のことを指します。つまり、どの通信事業者のSIMカードであっても使用できるスマホがSIMフリースマホというわけです。
僕はiPhoneのSIMフリー版を使用しています。そのため、旅する際は、現地でSIMカードを買って現地のネットワークを使用することができます。
今回は海外でのSIMカードの購入方法、そのメリット・デメリットをご紹介します。
もくじ
海外でSIMカードを買う方法
SIMカードが買える場所
主に以下の二か所で買うことができます。
①空港
②携帯ショップ
その他、路上で売られていることもありますが、後々設定で苦しむことになるので避けた方が賢明です。
空港では、到着ホールにSIMカード専門の店舗が構えられています。
携帯ショップは、宿などでその国の携帯会社の名前を聞いてから地図アプリで検索すれば場所が分かります。
SIMカードを買う方法
SIMカードが買える場所にSIMフリースマホを持って行き、SIMカードが買いたい旨を伝えます。基本的な流れは以下の通りです。
①使用期間・通信容量のプランを選ぶ
②SIMフリースマホをスタッフに渡す
③設定してもらう
④インターネットが使用できるか確認する
⑤料金を払う
スマホの言語設定を英語もしくは現地の言葉に設定しておくと、スタッフがスムーズに設定してくれます。
設定から使用開始まで時間がかかる通信会社があり、その場合は④の確認前に料金を支払うことになります。
数分で使用可能になるのであれば、店舗内で待機しておいた方がいいです。
SIMカードの設定方法
上記のとおり、時分で設定するのは避けた方が無難です。基本的に現地の言語でしか設定方法の説明が載っていません。「アクティベーションしてください」と伝えれば、無料で設定してもらえます。
海外でSIMカードを買うことのメリット
宿のWi-Fiに左右されない
安宿はWi-Fiが異常に遅かったり、自分の部屋やベッドまで電波が届いていないことがあります。自前のSIMカードで通信できれば、環境に左右されず、快適な通信が可能になります。
緊急時の連絡を受けられる
日本からの緊急連絡をリアルタイムで受信可能です。職場や家族からの連絡等、少しの遅れが一大事に繋がることもあります。備えあれば憂いなしです。
移動時に暇つぶしができる
移動時は猛烈に暇ですから、良い暇つぶしができます。次に訪れる街の情報を調べることもできるので、時間を有効に使うことができます。
海外でSIMカードを買うことのデメリット
スマホに集中してしまう
ついついスマホを見てしまうことから、せっかくの現地の風景をないがしろにしてしまう可能性があります。移動中に窓から眺める風景もなかなか乙なものですから。
スマホに頼りがちになる
事前の情報収集を怠り、その場で調べるようになることで、旅の記憶が薄れてしまいます。目的地に行くために地図アプリばかり使っていれば、後から振り返ったときに、一体どこを歩いて、周りに何があったか覚えていないのです。
旅の雰囲気が薄れる
旅はアナログな雰囲気にも良さがあります。デジタルに囲まれた日本での生活から離れることも、旅を盛り上げてくれる機会になります。スマホばかり使っていては、日本での生活と変わりありませんから。
僕は○○
メリット・デメリットはそれぞれありますが、僕はそれでもSIMカードが買えるのなら買うようにしています。
過去の旅中に家族に不幸があり、その際はSIMカードを買っていなかったことから、連絡を知ったのが翌日になってしまいました。お葬式にはギリギリ間に合いましたが、顔も見れずにお別れしてしまうところでした。
これは極端な例ですが、友達からの相談も、嬉しい報告も、すぐに知れた方が良い情報というものはあります。「旅の良さを失わないレベルで使う」と自分で制限して活用すれば、SIMカードはきっと旅をより良いものにしてくれるものだと信じています。

せんまさお

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