30日間のビザを取っておいてよかった。15日、30日、90日から選べるのだが、なんとなく長居してしまう気がして30日間のビザを選んでいたのだ。
予想通り、何かをした訳ではないけれども気づけば15日目になっていた。悪天候と怪我でトレッキングを見送り続けたことも原因だが、一番の要因は物価の安さだろう。
宿は一泊400円程度、ご飯は安いもので一食150円程度から、美味しい日本食や洋食も充実しており、観光客も多い。
宿で朝ごはんを食べ終えると、同じ部屋の方々と外に出たが、出た瞬間にミルクティーを飲みにお店に入っていた。気がつけば昼で、美味しい日本食を食べてゆっくりした時間を過ごしていた。
僕はナガルコットというカトマンズから少し離れた街へ一泊二日の遠出をしたかったので、昼食後に皆と分かれてバス停へ向かった。宿のスタッフにはタクシーチャーターを勧められたが、ローカルバスなら10分の1の値段で行けるようなので、そちらを選ぶことにした。
大きな荷物は宿に預け、一泊分だけの荷物を持ちバスに乗った。座席は非常に狭く、足が長すぎる僕はまっすぐ座ることができない。少し斜めに座るが、隣の人に申し訳ない。足が長すぎて本当に申し訳ない。ほんますまん。
約1時間半後にバスを乗り換え、ナガルコットに着いた。トータルで3時間半くらい乗って80ルピー(80円程度)なのはローカルバスの魅力的なところだ。
ナガルコットに着くと、「雲海リゾート」という日本人が経営しているらしい宿に向かった。それにしても日本人は単独で色んなところにいるから変わってるなぁと思う。
どうやら眺めが良くて安いらしい。両足のかかとがヒビ割れて痛いが頑張ってつま先で坂道を歩いた。30分ほどで宿に着いた。
ドミトリーなら1泊440ルピー(440円程度)と、リゾートと名のつく宿とは思えない良心的な価格で、共用バルコニーからの眺めも申し分ない。曇っているが。
じきに夕焼けになった。雲であんまり見えなかったので明日の朝に期待したい。

同じ宿には日本人の団体客が泊まっているようだ。同じように夕焼けの写真を撮っていたので、「寒いですね」と声をかけると、「そうですねー」と返してくれた。その直後、
「あの人、日本人?」
後ろの方でコソコソ声が聞こえる。日本人ですよと伝えておいた。いよいよ日本人からも分かってもらえなくなってきた。その後も夕飯を食べに行っていると、車のドライバーが窓を開けて何か聞いてきた。英語とで返すと、あ、外国人ね、という反応でソーリーと言って去っていった。
一つ気づいたことがある。普段、小さなカバンを持ち歩いているのだが、それを持っているときはネパール人と間違えられたことがない。
今まで、レストラン、バスの中、宿の中、夕飯への道、とカバンを持っていない時にだけ間違えられた。つまりネパールにおける僕の日本人要素は小さなカバンだったのだ。
そうだったのだ。
I met some Japanese in Kathmandu so we talked for longtime until midnight. I got up late and had breakfast in my hotel. We went outside but we don’t have any plan. We talked again with some cup of tea. After our lunch, I got on a local bus to go to next destination. It is Nagarkot that is famous for sunrise from beautiful mountains. I just stay in this town today and wait sunrise.

せんまさお

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