エジプトといえばピラミッドなのだが、その前に予習として行くことに決めていたカイロ博物館へ向かう。
ジョージア旅を共にしたNガノさんイチ押しの博物館。
宿から徒歩10分ほどなのだが、信号機がない車道をグイグイ渡る必要がある。轢かれそうで轢かれない。
カイロ博物館はとてつもなく広かった。そして当たり前ながらどこを見てもエジプトっぽい。そもそも、この国っぽいなー、というイメージがある国なだけでもすごい。
石像や棺、ミイラ、壁画、ヒエログリフで書かれた文字などワクワクするものばかり。
ツタンカーメンの黄金のマスクが一番の目当てだったので、探していると、追加料金を払ってる入る区域があった。たぶんここだろう、と思って入ってみると、偉い人のミイラが展示してあるところだった。間違えた。
程なくしてようやくツタンカーメンの黄金のマスク。思っていたよりも美しい。造型も装飾も色使いも完璧なまでにエジプト。本当に遥か昔に造られたとは思えないほど、現代でも通用する美しさ。ちなみに写真の撮影は禁止されていた。
小学生の頃から観たかったものだったので感激。もったいなくて何度もいろんな方向から眺めた。
名残惜しいが、閉館時間。博物館を後にした。
帰り道にアイスとケーキを買った。アイスはダブルで15ポンド(105円程度)、ケーキは20ポンド(140円程度)。値段の割にめちゃくちゃクオリティが高い。ヨーロッパではアイスなんて高価なものは気軽に食べられなかったので、ここぞとばかりに楽しむ。
宿でくつろいでいると、長期滞在しているらしい方、Hリエさんが声をかけてくださった。エジプトの情報を教えていただき、明日はオススメのスポットに連れて行ってくださるらしい。ありがたや。
そして寝るまでずっとトランプ。トランプなんてババ抜き、七並べ、神経衰弱、大富豪くらいしか知らなかったが、Hリエさんが何個も新しいゲームを教えてくれた。トランプは旅のお供に良さそう。
一番しょうもなくて面白かったのが、手札から語呂合わせでカードを出して、一番最初に手札がなくなった人が勝ちゲーム。
《例》
8、9、3、1
の4枚のカードを出して、「白菜」と読む。
参加者がイイネと思えば成功。
そんなこんなで深夜まで楽しく過ごした。日本人宿も久々に泊まってみたらおもしろいもんだ。
せんまさお
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