ポルトガル人カップルに起こされた8:45。ユルトの中には8人がギュウギュウで寝ていた。
「もうドライバーが来ているから、朝ごはんを食べなよ」
1分ほどで朝ごはんを食べ終え、うんこに向かう。いわゆるボットン便所だが、囲いがあるだけモンゴル式よりマシのように思える。
すぐさま出発する。昨日は寝ていて気づかなかったが、道中は絶景が広がっていた。
ポルトガル人カップルと話す。彼らは二人とも医者らしい。休暇で中央アジアを回っているらしい。日本の医者は休みが取りにくいだろうが、ヨーロッパはまともそうだ。
ヨーロッパの旅の相談をしたが、全てを回るよりある程度絞る方が現実的だと言われた。というのもビザの都合で3ヶ月しかいられないからだ。
「イタリアは段違いに素晴らしい。歴史が違うんだ。」
イタリアか。イタリアに行く日が来るんだなと少し他人事にも思える。しかし数ヶ月後には実際にイタリアに居るんだろう。
彼女の方は日本に来た事があるらしい。築地で寿司を食べたそうだ。彼氏の方はワサビと醤油が苦手らしい。やっぱり醤油とかはクセがあるんだろうな。僕は醤油の事を思うとヨダレが止まらない。
2時間ずっと喋り続けていたらあっという間にコチクルに戻ってきた。このままビシュケクまで戻る。
二人は昼食を取ってからビシュケクに戻るらしく、マルシュルートカ乗り場を二人に教えてもらってお別れした。
しかし僕らがダラダラしていたので、再びマルシュルートカで再会した。
軽く寝ているとビシュケクに戻ってきた。気分転換に以前泊まった宿とは別の日本人宿に向かうことに。マルシュルートカの中からポルトガル人カップルが手を振ってくれている。また会えたらいいな。
日本人宿はその名前の通り日本人がめちゃくちゃいた。前の宿から1kmも離れていないところにこんなにもわんさかいたのは驚きだ。
夕飯は宿の近くで。少し体調が優れなかったので、インドのアーユルヴェーダ医師に以前言われた通り、タンパク質を意識して羊の串焼きを頼んだ。あとプロフ。
食後はネットカフェで情報集めをしようと思ったが、日本語は当然のことながら、アルファベット入力もできなかったので、リンクを辿ってなんとかたどり着いた日本語のニュースサイトで日本の情報を読んでいた。今、吉本が大変らしい。
今夜もHロさんと寝るまで話し続けた。
せんまさお
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