Mカちゃんはカザフスタンへ、僕はソンクル湖との中間にある街、コチクルへ向かおうとチェックアウト。
ホースフェスティバル行きませんか?と軽くHロさんを誘ってみた。
「行こうかな」
Hロさんが仲間に加わった。
バスターミナルに3人で向かい、Mカちゃんとはここでお別れ。ルートが似ていそうなのでまたどっかで会うかもしれない。
コチクルに向かうマルシュルートカはすぐに見つかった。コチクルコチクル叫んでいる人がいたからだ。
誘われるがままマルシュルートカに乗り込む。片道300ソム(480円程度)。
これぞ荒野みたいな風景の中進むが、マルシュルートカにはエアコンがないのでクソ暑い。横にはふくよか(柔らかそうにふっくらとしているさま)なおばちゃんが座っており、僕の座席を圧迫している。カーブではいいクッションとなり僕を支えてくれるが、基本的にはピタッとくっついて暑さを増幅させている。
3時間半くらいでコチクルに到着。マルシュルートカターミナル近くの宿を確保し、CBTという公益系の旅行案内所兼代理店へ向かう。
交渉の結果、朝食付き、夕飯抜き、ユルタ(遊牧民の住居。要はゲル。)泊、往復交通費、ホースフェスティバル参加費(昼食付き)トータルで3,300ソム(5,280円程度)になった。高すぎ!
往復の交通は4人でタクシーシェアになり、ポルトガル人カップルとシェアすることになった。いい人達そうな雰囲気。
明日の食料を買い込み、バーガーキングの看板を出したバーガーキングではない店で夕飯を食べて宿に戻る。
ゆっくりして寝ようかと思っていたら、隣の部屋のグループがウォッカを飲もうと誘ってくれた。
コーラで極限まで割って飲む。どうやらバラバラで旅していてこの部屋で知り合っただけのようだ。
「部屋が汚いけど気にしないでくれ。これがニュージーランドスタイルだ。」
汚いし臭いけどまあいいや。ペットボトルを真っ二つに切って作ったコップでチビチビ飲む。
一人は歩いて旅しているらしく、1年かけて中国の西安からここまで来たらしい。アメリカ人の彼がアメリカに戻れるのは何年後になるだろうか。
僕は酔っ払いすぎてあんまり覚えていないがとにかく楽しかった。午前2時くらいにおいとまし、シャワーだけ浴びてベッドに倒れこむと一瞬で寝てしまった。
せんまさお
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