中央アジア版の肉じゃがのような朝食。朝からキツイかと思ったが、中央アジアの料理は優しい味付けのようで、全く胃に堪えることがない。
今日も相変わらずやることがないし暑くてしょうがないので、近くの美術館に行ってみた。しかし月曜日は休館日のようで、ドアは開かない。
ついでに近くの大きなスーパーへ行き、当面の滞在に必要ない買い出しをする。
紅茶、パン、ソーセージ、チーズ、野菜もろもろ、卵、水、調味料を買う。
結構買ったが、それでも300ソム(480円程度)で収まってしまった。
暑さが苦しく、宿に戻って涼む。気温は40℃近いようだ。宿を出る前に洗っておいた服がもう乾いている。
仮に僕を3日ほど天日干しすれば保存が効く肉になりそうだ。
夕方まで扇風機の前で暑さをしのぎ、夕飯にはパンにソーセージとチーズ、刻んだ玉ねぎを挟んだホットドッグを作った。扇風機の前で貪る。
刻んだ玉ねぎをボロボロこぼしながら、今日という無駄な一日に心を痛めていたところ、宿の門の方から女性の声が聞こえてきた。
宿のスタッフに連れられやってきたのは日本人のMカさんだった。
ニュージーランドでの1年間のワーキングホリデー後、世界一周を始めたらしい。
東南アジアを旅してきたそうで、マレーシアのコーヒーをもらった。ついでに松茸の味お吸い物ももらった。たまたま、数日前から松茸の味お吸い物が無性に飲みたかったので非常に嬉しい。しかしここはキープしておいていざという時に飲もう。
今夜はふたり。
せんまさお
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