ビザの申請をする必要がある。日本のパスポートは優秀で、事前のビザ取得が不要な国の数が世界一多い。
とはいえ、中央アジアにはいくつか事前のビザ取得が必要な国があり、審査やらなんやらで数日を要する。
これからのルートを考えて、Kンジ君に教えてもらいながら、2つの国のビザ申請をオンラインで済ませた。
果たして何日で取得できることやら。それまでビシュケクに滞在する予定だ。
特にもうやることもないので、ビシュケク名物らしいイチゴタルトを買いに出かける。
途中、キルギスの伝統的なショロという大麦を発酵させたドリンクを飲む。町中至る所にショロスタンドが開かれており、10ソム(16円程度)でSサイズを買うことができる。ちなみに美味しくない。


食べるところを探すが、街の中心は微妙に高い店ばかりだ。あっち行ったりこっち行ったりしている間にケーキ屋さんに着いてしまった。
男二人でケーキを物色し、僕は目的のイチゴタルトとウンコみたいな形のタルトを買った。2つで110ソム(176円程度)と嬉しいお値段。
結局帰り道の宿の近くのレストランでラグマンというスープヌードルを食べることに。トマトベースのスープにうどんのような麺が入っている料理で、今まで食べてきた料理とテイストが違って非常に美味しい。野菜や肉もたっぷり乗っているので身体にも良さそうだ。

宿に戻ると、今後のルートを計画。中央アジア、予想通りちょっと面倒だ。暑いので動くのさえ億劫だ。ベッドでゴロゴロし、夕方を迎えた。
夕飯は、昼食からの帰り道で寄った中国系スーパーで買った昆布と椎茸で出汁をとったうどん風の何か。Kンジ君が麺を持っていたので頂く。

優しい味がおいしく、いくらでも食べられそうな気がしたが実はそんな事はない。食後にタルト2つを食べる。


Kンジ君はチャリダーなのでワイルドそうだが、ヨーロッパに長くいたので、タルトをお皿に乗せてフォークで食べる。
イチゴタルトは確かにおいしい。日本のイチゴと違って、小ぶりで甘さ控え目だが、タルトが十分に甘いので、程よい酸味がバランスを取ってくれる。ウンコみたいな形のタルトはおいしくなかった。
今夜もいつまでも話す。旅人が夜にする話はとてもおもしろいのだ。


せんまさお

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