ムンバイ駅のトイレでカレー食ってるヤツがいた。不謹慎だ。
23時発の寝台列車に乗る。案の定、”若者”の僕は最上段の人と変わる羽目になる。でも実は最上段が安心できていい。もろに東アジア人顔の僕はインド人の興味の対象なので下の段だとジロジロ見られて落ち着いて寝てられないのだ。
最上段で向かいになったイスラエル人の女の子は6ヶ月もインドにいる予定らしい。インドの場所によってガラッと変わる雰囲気をゆっくり楽しみたいそうだ。イスラエルはつまらんとか言ってたけど、昨今の情勢的に落ち着いてはいられないんじゃないかと思う。あとなんかフラフープ持ってたけど、そこは突っ込まなかった。僕も趣味の小道具があればいいなと思った。
朝方、電車内を散歩していると一人の初老の欧米人の女性と出会った。その昔、ゴアのビーチでブイブイいわせてたらしい。遠い目で何か思い出を話していたけど僕は聞いていなかった。
電車で12時間、いや、当然電車は遅れて14時間、ムンバイからやってきたのはゴア。その昔、ポルトガルが港を拓き栄えた街。地形上、電車の駅が最寄りにないので(正確にはあるがしょぼい駅)少し離れた大きな駅マルガオ駅からバスで中心地へ向かうらしいが、バスターミナルまでが遠いのでバイクタクシーで移動。
約1時間のバス旅はわずか40ルピーにも関わらず、駅からバスターミナルまで100ルピー取られたのは納得いかない。
ゴアのメイン地区はパナジという街。パナジ、パナジ、パナジ、そう、何回言っても覚えられない。パナキの功罪は大きい。
ゴアはその昔、ヒッピーの溜まり場になってビーチが荒れ狂った街らしい。あの電車で会った初老の欧米人はたぶん昔溜まってたヒッピーなのだろう。シワシワになった腕に刻まれたチープなタトゥーは彼女の黄金時代の勲章なのかもしれない。
街に生えている木が今までと違って南国チックだ。僕も将来家を持つことがあったらヤシの木を植えたい。あとバナナ。


涼みに無料の博物館へ行ったら潰れていた。
無料だから仕方ない。
陽が傾き始めたのでビーチへ行ってみた。あんまりメジャーではないビーチなので、欧米人は皆無で、インド人が集まっていた。夕陽を見るっていう行為が世界共通なことは本当におもしろい。これだけ文化や美的センスが違うのに自然の美しさを愛でる気持ちが世界共通なのはなぜなんだろう。

暗くなってもあんまり危険を感じないこの街。きれいだ。

When I was in the toilet in Mumbai station, a man ate a curry. OMG!!! I came to Goa from Mumbai by midnight train. It took 14 hours. I met a young woman comes from Israel in the train. She will stay in India for 6 months because she want to enjoy a lot of city. Each city has other culture in India because of colonial history. Goa has Portugal culture. Some buildings are colorful like a European culture. There are a lot of European and American. They enjoy the beach but I cannot swim. I just watched sunset in the beach but it’s enough.








せんまさお

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