僕は旅の持ち物に関しては異常な程こだわってきました。旅のクオリティを上げるために、持ち物への投資は惜しまず、時間もかけて準備しました。
その中でも、靴は使う頻度がもっとも高いことから、慎重に検討と試用を重ねました。
今回は僕が旅に持って行った靴3種類をご紹介します。旅立つ方で特に決めてない方は、これを持っていけば、まず間違いないと思います。
シューズ
旅は何も整備された平坦な道だけを歩くわけではありません。だからこそ、キャリーケースではなく、バックパックを背負って旅をするのですが、それ故にありとあらゆる場所に適合した靴を選ぶ必要があります。
さすがに本格的な登山ともなると、トレッキングシューズを履く必要がありますが、有名な登山スポットにはレンタル業者があるので、それ以外の日常的な移動や軽い登山、自然の中では、荷物を減らすためにも一足で対応する方がいいでしょう。
KEEN ジャスパー
そこで、クライミングシューズとコンフォートシューズをハイブリッドしたアウトドアスニーカーの「KEEN ジャスパー」をおすすめします。
《長所》
・靴紐が爪先まであるので、自分の足にフィットしたサイズ感に調節しやすい(少し大きめのサイズを買ったほうがいい)
・スエードレザーなので、履いている内に自分の足の形に馴染んでいく
・アウトソールが硬く、ラグが普通の靴より深いので、岩場でも滑りにくく、疲れにくい
・爪先までアウトソールが回り込んでいるのでぶつけても痛くない
《短所》
・かかとの内側の素材が弱いので、長時間歩く旅人だとすぐに穴が開く
・スエード素材なので濡れた時に乾きづらい
・インソールのクッション性が少し低いのでクッションインソールを追加した方がいい
個人的には、かかとの内側の素材が弱いこと以外は大満足でした。それもあて布で修繕しながら使い続けましたが、そもそも僕の靴下の素材や歩き方が悪かったからかもしれません。
歩き方の問題で靴はどれもアウトソールがすぐに磨耗するのですが、ジャスパーはアウトソールが硬めで分厚めなので、摩耗による弊害は感じられませんでした。
一度ニューバランスの普通のスニーカーで旅をしていたことがあるのですが、その時は1ヶ月で履き潰してしまいました。
ジャスパーは1年履いても修繕が必要なのはかかとの内側くらいです。
ちなみに1日平均20,000歩は歩いています。
サンダル(屋外用)
暑い国やビーチでの行動はサンダルに限ります。
同じ靴を毎日履き回す訳ですから、暑い国で履き続けていると蒸れて臭くなります。そこで、街歩きのときはサンダルを履くようにしています。
乾きづらい靴下の洗濯物も減らせて一石二鳥です。
サンダルにも色々ありますが、ビーチサンダルは長時間の移動に向いていませんし、クロックスタイプは中に小石や水が溜まってしまいます。
Teva ハリケーン XLT2
そこで、選択肢に挙がるのがスポーツタイプです。軽量でクッション性に優れ、3点ストラップで足をホールドする「Teva ハリケーン XLT2」をおすすめします。
《長所》
・軽量でクッション性に優れているため、疲れづらい
・ストラップ部分は化学繊維でできているので、水に入っても乾きやすい
・3点ホールドタイプなのでずれない
・ホールド位置を調整すれば爪先に余裕が作れるので、爪先を保護できる
《短所》
・ストラップのプラスチック部分が足に当たると痛い
・使い始めはストラップが硬く、靴ずれになる可能性がある
・少しかさばる
使い始めはストラップで靴ずれしましたが、使う内にストラップが柔らかくなっていき、快適に履けました。かかとのストラップにはクッションがついているのでフィット感があります。
少しかさばるのですが、収納方法を工夫すれば改善されました。
旅人の中には、バックパックの外側にぶら下げている人もいました。
サンダル(室内・シャワー兼用)
宿の中は基本的に土足のところが多いのですが、日本人は靴を脱ぎたがる性質があるので、サンダルがあった方が快適に過ごせます。
外履き用のサンダルでもいいのですが、僕はシャワーサンダルと兼用したかったので、乾燥性により優れる素材のものを別途持って行きました。
また、外履き用はホールド感が重要ですが、室内用は楽に脱いだり履いたりできるもののほうがおすすめです。
ダイソー SANDALS
とはいえ、室内履きはオマケ程度のものなので、出来る限り軽量でコンパクトなものの方がいいです。ダイソーで110円で買える超軽量コンパクトサンダルをおすすめします。
商品名は「SANDALS」としか書かれていなかったので、写真を参考に探してみてください。ビーチサンダルより快適で頑丈です。
《長所》
・超軽量で、もはや空気のよう
・ビーチサンダルのような接続部がないので、壊れない
・靴下を履いていても履ける
・合成樹脂素材なのですぐ乾く
《短所》
・ダサい
ハッキリ言って持って行った物の中で1.2を争うくらい役に立ったものでした。重量が限りなく0なので、持っていくことをおすすめします。現地で買う安いビーチサンダルなんて低品質なのですぐに鼻緒が千切れますが、これは110円の癖にとにかく壊れません。
せんまさお
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