【永遠のテーマ】恋と旅

これは個人的にずっと興味があり、非常に面白いと思っているテーマであります。

あまりに興味があるので詳しく調べて考えてみました。経験から話すと生々しいし気持ち悪いので、客観的事実と個人的な考察でのみ書いてみました。

個人的な興味としてあった、「恋と旅の両立」、「旅で生まれる恋」という面から考えてみましたのでご覧ください。



彼氏が世界一周に行くと言い出したら

女性の友人10名にアンケートをとりました。

Q.彼氏(夫)が世界一周に行くと言い出したらどうしますか?

A.

1.嫌だから別れる・・・20%

2.いいと思うけど私は別れる・・・60%

3.いいと思う・・・20%

80%の女性が「別れる」という結果になりました。

20%の「別れない」方々の特徴は以下の2点です。

・実家がお金持ち

・自身も旅人である

要は金持ちか旅人しか理解を示してくれないという結果になりました。

具体的には、

 ①パートナーの収入がなくなっても安定した生活を送れるだけの収入もしくは貯蓄がある。

 ②旅する気持ちが理解できる、もしくはやりたい事をする気持ちが理解できる

の二点のどちらかに当てはまる人が、長期の旅を許してくれると考えられます。

旅による遠距離恋愛

連絡

旅による遠距離恋愛は、通常のそれと異なる点があります。

①時差がある

②インターネットの通信速度が基本的に遅い

③インターネット環境のない時間帯・日がある

国によっては、①時差的な問題で、連絡(主に電話)が取りにくいことがあります。例えば日本の22:00〜24:00あたりは絶好の電話タイムかと思いますが、ヨーロッパ(ほとんどの国々)だと15:00〜17:00なので基本的には外出している時間です。

また、欧米を除く多くの国では、電話すらまともにできないほど②通信速度が遅いことがあります。現地のSIMカードを使えばマシですが、基本的にはSIMカードを買わず、宿のWi-Fiを使うことがほとんどであり、安宿のWi-Fi速度は期待できません。テレビ電話を期待できない国は少なくありません。

複数日に跨る移動の際や、インターネット環境のないキャンプ等のアクティビティ中、停電などによって、③インターネット環境がないことがあります。意図せずオフライン環境になることもあるので、突然連絡がつかなくなるケースに繋がります。

環境の違い

一方は日本で働いたり勉強したりと普通に生活し、もう一方は世界を旅するとなると、かなり生活の環境が違います。環境の違いから共感するのが難しい場面があると思います。ひどい例だと、「あんたは働いてないから私の気持ちは分からないでしょう」と喧嘩になることもあるそうです。

旅マジック(あいのり現象)

TV番組の「あいのり」は一台のワゴン車で旅を共にするメンバーと恋をしていく恋愛観察バラエティーとして一世を風靡しましたが、わずか7名の中で恋愛が発展していくことから「ヤラセだろう」「売名だろう」といった批判があることも事実です。ですが事実、「旅先で出会う人には惚れやすい」という現象はあると思います。

その要因として5つのことが考えられます。

①吊り橋効果

「不安や恐怖を強く感じる場所で出会った人に対し、恋愛感情を抱きやすくなる現象のこと」です。不安や恐怖による心臓のドキドキを恋愛のドキドキだと脳が勘違いしてしまうことから起きるそうです。

旅をしていると、不安や恐怖を感じる場面は度々あります。そんな瞬間を共にし、共に乗り越えた相手に対して好意を抱くことがあってもおかしくはないということでしょう。

②単純接触効果

「何度も繰り返して接触することにより、好感度や評価等が高まっていくという効果のこと」です。いわゆる「情が湧く」というイメージでしょう。

旅人同士は部屋もシェアしたりするため、家族でもこんなに長く一緒に過ごすことがないくらい時間を共にします。24時間一緒にいるということは、単純接触時間はMAXなので、好感度や評価が高まり、恋愛に繋がってもおかしくないのでしょう。

③依存(不安・孤独)

「特定の行動を止めた際に、感情・動機的な離脱症状(たとえば不快感、喜びの喪失、不安など) が引き起こされている状況」です。一緒にいる人に依存が起きるイメージです。

吊り橋効果と同じく、不安や恐怖を感じる場面がある旅の中で、一緒に旅する人がいるだけで安心につながります。そして、その安心できる存在を失うことで不快感や喜びの喪失、不安などが発生することを避けるため、一緒に居続けるということから恋愛に発展していくのではないでしょうか。

④類似性の法則

「共通点があると相手との距離が近くなり、共通点が多いほど、そして希少性があるほどその効果が強くなる」というものです。そもそも、旅人同士が出会うと、旅人であるという事自体が共通点になります。そして旅人という希少な共通点を共有している時点で相手との距離はいきなり近づくと言えるでしょう。

変に距離を感じることなく、身近な存在として接するうちに恋愛感情が湧くのは不自然ではありません。

これは何も異性に対するものだけでなく、同性に対してであっても、友情と言う形で距離が近くなりやすいと言えるでしょう。旅人とは仲良くなる可能性が非常に高いです。

⑤開放性の法則

「自分のプライベートな部分を見せてくれた相手に対して、好感を持ちやすい」というものです。旅は心を開放的にします。また、一期一会の人にだからこそ言えるような悩みや過去などもあったりします。

そうしたプライベートな部分を見せることで、相手も心を許してくれ、距離が近づいた結果、恋愛に繋がることがあるのではないでしょうか。

結局のところ

これらの客観的な事柄から考えると、旅と恋愛を両立させる事は非常に難しく、パートナーの寛大な理解の下にのみ成り立つということでしょう。

また、旅人は旅人を好きになりやすく、旅人の方が旅することを理解してくれるので、ピッタリなパートナーになりやすいと言えるでしょう。

しかし、理屈じゃないのが恋だとも思いますので、今日の話はネタ程度に考えてください。

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せんまさお

せんまさお

シャイな僕が世界一周の旅へ。諸事情により緊急でお金が必要だったので一部上場企業のキーエンスへ就職。27歳で退職し、夢だった世界一周をすることに。やりたいことを全部やっている最中です。まずは死なずに帰ってきます。皆が憧れる世界一周だと思いますが、良いところも悪いところも全てそのままお伝えして、一緒に旅している感覚になっていただければ嬉しいです。座右の銘はPLUS ULTRA。「もっと向こうへ」という意味です。好奇心の赴くままにもっと向こうへ行ってきます。好きなコーラはコカ・コーラ。スカッとさわやかコカ・コーラ。LOVE&PEACE。

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シャイな僕が世界一周の旅へ。諸事情により緊急でお金が必要だったので一部上場企業のキーエンスへ就職。27歳で退職し、夢だった世界一周をすることに。やりたいことを全部やっている最中です。まずは死なずに帰ってきます。皆が憧れる世界一周だと思いますが、良いところも悪いところも全てそのままお伝えして、一緒に旅している感覚になっていただければ嬉しいです。座右の銘はPLUS ULTRA。「もっと向こうへ」という意味です。好奇心の赴くままにもっと向こうへ行ってきます。好きなコーラはコカ・コーラ。スカッとさわやかコカ・コーラ。LOVE&PEACE。