初めて一人で飛行機に乗ったときのことです。
国際線の場合、空港に2時間前に来れば良いということだけは知っていたのですが、具体的にどうすれば飛行機に乗れるのかは全く覚えていませんでした。
それまでに飛行機には乗ったことがあったのですが、同行者任せで全く記憶にございませんでした。
その時はなんとなくやった事が正解だったのでなんとかなりましたが、慣れるまでは「何だったっけ?」と毎回考えていました。
今回は飛行機に乗るまでの流れをご紹介します。
もくじ
航空券を買う
こちらの記事を参考にしてください。
空港へ行く
空港へは2時間前に到着する必要があります。
チェックインカウンターが開くのが一般的に2時間前ですし、チェックインの列が異常に長いことがあるからです。
想定外のタイムロス(ターミナル間違え、電車の遅延など)や両替等にも対応できます。早く行って損はありません。
ターミナルが複数ある場合は、自分が乗る飛行機がどのターミナルから出発するかe-チケットを見て確認しておきましょう。
e-チケットにターミナル情報が記載されていない場合は、空港のWebページで自分が乗る飛行機の航空会社がどのターミナル発着なのか確認しておきましょう。
チェックイン&荷物を預ける
まずはチェックインカウンターへ向かいます。空港の入り口あたりに大きな電光掲示板があります。そこに飛行機ごとのチェックインカウンターがどこか書かれています。
2時間前からのチェックイン開始が多いイメージですが、3時間前から開始している場合や、1時間半前からということもありましたので、いつから開始するか電光掲示板で確認しましょう。
カウンターへ行くと、エコノミークラスとビジネスクラス等の列に分かれています。自分の持っているチケットの方へ並びましょう。
自分の番が来たらパスポートを提示します。パスポート情報を元に搭乗券を発行してもらえますので、その間に預ける荷物があればカウンターの横にあるベルトコンベアに乗せましょう。
稀にチェックイン手続きや荷物預けが機械化されていることがあります。難しくはないので機械の指示通りにしましょう。
手続きが済むと搭乗券(ボーディングパス)を受け取ります。それを持って荷物検査へ進みます。
オンラインチェックイン
預ける荷物がない場合はオンラインチェックインというものができます。オンライン上でチェックイン手続きができ、メールで搭乗券が届いたりWebサイト上で確認できたりします。
荷物を預ける場合はどのみちチェックインカウンターに行く必要があるので、オンラインチェックインをする必要はありませんが、荷物預け専用のカウンターが準備されている場合もあるので、その場合はオンラインチェックインを済ませておけば、長い列に並ばなくて済みます。
荷物検査
機内持ち込み手荷物と身体検査があります。危険物や持ち込み禁止物を持ち込んでいないかの確認です。
液体やモバイルバッテリーは持ち込み基準がありますので事前に確認しておきましょう。ナイフは当然持ち込み禁止なので、旅人は注意しましょう。
靴や上着を脱ぐ必要があったりなかったりするので、周囲の人を見て雰囲気で合わせましょう。カバンにモバイルバッテリーやラップトップPCを入れている場合は、取り出してトレーに乗せる必要があったりなかったりするので、それも周囲の人を見て雰囲気で合わせましょう。
税関
日本から出国する場合に日本の居住者が該当するのは主に以下の3つです。基本的には該当するものはないと思います。
・腕時計等の外国製品を持出す方
・100万円相当額の現金等を持出す方
・輸出免税物品を持出す方(居住者の場合)
税関
https://www.customs.go.jp/kaigairyoko/syukkoku.htm
出国審査
パスポートと搭乗券をセットで出国審査官に渡します。
国によってはパスポートだけ出すこともあります。また、海外から出国する場合は外国人用の窓口が用意されていることもあります。
パスポートが返却されたら出国スタンプが押されているか確認しましょう。海外から出国する場合は出国スタンプが省略されている場合もあります(アメリカ等)。
ゲートへ向かう
搭乗券にゲートが印字されています。空港内の案内板に従ってゲートへ向かいます。
早くチェックインしすぎるとゲートが未確定の場合があります。その場合は搭乗券にゲートが印字されていないので、電光掲示板を確認しましょう。
稀にゲートが突然変更になる場合があります。放送されますが、海外の空港だとアナウンスが英語等なので電光掲示板を頻繁に確認しておいた方がいいです。
僕は3時間前にチェックインしたにもかかわらず、変更に気づかず危うく乗り遅れそうになったことがあります。
搭乗開始を待つ
後は搭乗開始を待つだけなので、免税店で買い物したりしましょう。プライオリティパスがあればラウンジに入ってくつろぐことができます。
プライオリティパスとは世界の多くの空港でラウンジを無料で利用できるカードです。そのカードの年会費はかかります。
しかし僕はクレジットカードの付帯の無料サービスでプライオリティパスを持っているので、ラウンジで無料のご飯を食べながら待ちます。貧乏旅行にはありがたいです。シャワーが使えるラウンジもあります。
搭乗
出発30分前くらいから搭乗開始です。飛行機の大きさが大きいほど搭乗開始が早いです。意外と早く搭乗を締め切るので、ゲートを離れていても、出発30分前にはゲートに戻っておいた方が安心です。
乗り継ぐ
直行便であれば目的地まで一直線ですが、乗り継ぎが必要な場合はちょっと大変です。
自分で乗り継ぎが必要な場合
航空会社が異なる場合、国際線から国内線へ乗り換える場合などは自分で乗り継ぎが必要です。一度入国審査を受け、預けた荷物を受け取り、再びチェックイン手続き、荷物預け、荷物検査、税関、出国審査を受ける必要があります。超面倒です。
自分で手続きしなくていい場合
いくつかパターンがあります。
①飛行機から降りると乗り継ぎ案内のスタッフがいる場合
こちらはスタッフの案内通りに行動すれば乗り継げます。
②乗り継ぎ用の通路が分かれている場合
案内板に従って進めば、乗り継ぎ用のチェックがあるので、乗り継ぎの搭乗券を見せると、搭乗ゲートがあるフロアへ行くことができます。
③乗り継ぎ用のカウンターが用意されている場合
カウンターで乗り継ぎの搭乗券を新しく発行されることがあります。そちらを持って乗り継ぎようの通路へ進んだり、乗り継ぎ案内スタッフについて行ったりします。
とりあえず乗り継ぎは心配しなくてもなるようになります。というのも、乗り継ぐ人が乗っていることをスタッフは知っているからです。
到着
入国審査
まず入国審査を受けます。入国カードという個人情報等を書き込むカードを併せて提出する必要のある国もあります。普通は飛行機内で配られますが、入国審査場の前にも置いています。
基本的に備え付けのペンは行方不明か破壊されているので、持参しておくことを強くおすすめします。
入国審査ではパスポートを提出します。国によっては出国用のe-チケットの提出を求められることもあります。この時のためにe-チケットを印刷しておくことをオススメします。
パスポートが返却されたらスタンプが押されていることを確認しましょう。押し忘れがあれば、不法入国の疑いをかけられる可能性があります。
預け荷物ピックアップ
次は預けた荷物をピックアップします。飛行機ごとにベルトコンベアが分かれているので、電光掲示板で自分が乗ってきた飛行機の荷物が流れているベルトコンベアはどこか確認しましょう。
稀にいつまで経っても荷物が流れてこないことがあります。紛失の可能性がありますので、バゲッジクレームというカウンターへ行きましょう。大抵の場合、こちらで見つかります。僕も何度もこのカウンターで受け取る羽目になりましたが、完全に紛失されたことはありません。
税関
最後は税関ですが、タバコや酒等で免税範囲を超える量を持っている人等の申請が必要な人以外はスルーで大丈夫です。稀に怪しまれて荷物チェックを受けますが、やましいことがなければ問題ありません。
それを抜ければいよいよ到着です。お疲れ様でした。
せんまさお
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