旅歴10年の僕が、旅する中で確信した鉄則が5つあります。
これらを大切にし、今でも旅をしています。
もちろん、人によって大事にすることは違うと思いますが、今回は、僕が個人的に大切にしている鉄則を5つご紹介します。
荷物はコンパクトかつ軽量にする
荷物の重さは足取りの重さです。荷物に縛られて動けないなんてことのないように、取捨選択は厳しくすることをおすすめします。
例えば、荷物が大きすぎて路線バスに乗れない、荷物が重くて歩くのをやめるなどといったことが起こり得ます。他にも、荷物を預けるのにはお金がかかります。
荷物が軽ければ、それだけで寄り道できる余裕になります。寄り道にこそ思いもよらぬ楽しみが潜んでいるものです。
旅に出る際は、小さくて軽い荷物を背負って行きましょう。
お金遣いはケチであるべきだが、惜しまない

誰しも予算の限られた旅をするでしょう。特に長期間の旅をする人は、予算を気にしすぎるあまり、数十円、数円という額でも神経質になります。
もちろん、不要な出費は避けるべきですし、節約できることならした方がいいです。
一方で、予算に縛られて、やりたかった事、ワクワクする事、興味のあることに出費することを惜しむのならば、それはお門違いです。
必要なことにはしっかり使い、無駄な出費は避けるメリハリが必要です。必要な出費は旅を充実させます。数百円ケチって後悔するくらいなら、日本で頑張って数百円稼いだ方がよほどマシです。ありがたいことに、日本の給与は世界的に見れば高い方ですから。
出会いが旅を作る

旅の醍醐味を一つだけ挙げるとすれば、それは「人との出会い」です。出会った人が旅を形作ると言っても過言ではありません。
どのに行くかも大切ですが、誰と行くかの方がよっぽど重要です。同じ時間を過ごすにしても、一緒にいたくない人と過ごすより、一緒にいて楽しい人、一緒にいると学ぶことが多い人の方がいいですから。
一般的に、一人旅の方が出会いの数は多い傾向にあります。一人同士の方が声をかけるきっかけに繋がりますし、一緒に行動しやすいですから。
自分の考えているルートがあるとして、もし一緒にいたい人が別のルートに行くのなら、自分のルートを捨ててでも一緒に行く方がいいとさえ思います。それほど、旅で出会う人は大切なのです。
人の写真を撮っておく

あとから見直して楽しいのは人の写真です。極端なことを言えば、有名な建物や食べ物の写真はGoogleで検索すれば出てきますし、自分が撮る必要性は低いものです。
しかし、人の写真は自分にしか撮れません。自分が出会った人の写真は自分の思い出そのものだからです。
人が映っていると、振り返った時に、その人とのストーリーまで浮き出してきます。それが一番大切な思い出です。
健康第一
健康でなければ旅は楽しくありません。お腹が痛いのに無理して出歩くべきではありません。うんこを漏らすリスクさえあります。
事前に予防できる病気であれば予防接種を受けておき、衛生面など気を付けられることであれば念のため気を付けるべきです。油断した時に病気は忍び寄ってきます。「このくらいの汚さなら大丈夫」と思っていても、菌やウイルスは易々と心の強さを打ち砕いてきます。
日々の食事も大切です。ついつい安いものばかり食べて過ごしてしまいますが、たまには普段頑張ってくれている身体にお礼の意味を込めてバランスの良い食事を与えてあげましょう。気づきにくいかもしれませんが、きっと旅に恩返ししてくれます。

せんまさお

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