【世界一周#38】カルマからの解放〜ガンジス川〜

ガンジス川で沐浴。これがインド最後の目的。昼前、少しずつ暖かくなり始めた頃、僕たちはガンジス川へ向かった。

近くにいたインド人に頭まで浸かれと言われ、頭まで浸かる。水はもちろん冷たい。色は溜池のような緑色をしている。足元は泥か何かが沈殿していてヌメヌメしている。

沐浴することでカルマから解放される。カルマってなんだろう。

 泡が消えていないことからも粘度が伝わるだろう

全身ビチョビチョだが、陸に上がり身体を拭くと暖かい日差しが気持ち良い。すっきりした気分で宿に戻り、風邪をひかないよう、すぐに温かいシャワーを浴びた。

昼ごはんを食べた後は、凧を買って練習した。バラナシでは特に凧がブームなようで、夕方になれば四方八方の空に凧が飛んでいる。

 宿の屋上

どうやら糸を絡めて素早く引くと、相手の凧の糸を切れるらしく、相手の凧を落とす勝負が行われているらしい。

子供はもちろん、大人まで屋上で凧を飛ばしている。

 この点々が凧

僕たちはいくら練習しても少ししか飛ばすことができなかったが、インド人はスイスイとみるみる見事に凧を揚げていく。

疲れたのでガンジス川へ行った。

カミソリを持ったインド人が近づいてきた。

「シェービング50ルピー」

僕は新しいカミソリを使うならいいよ、と伝えた。たぶん新品の封されたカミソリを出してきたので、自分で開封して確認した。感染症のリスクがあるので、万が一に備えてのことだ。

彼はボウルに入った謎の水(たぶんガンジス川の水)を僕の顔に塗りたくった。シェービングクリーム使ってとお願いすると、ここは聖なる場所だからクリームは使えない、と分かるような分からないような返事をされたが、有無を言わさず顔剃が始まった。

川沿いでインド人と向かい合って顔を剃られる。自分で剃るとそんなことないのに、人に剃られるのは気持ちいい。

剃り終わるとナチュラルにマッサージが始まった。これがまたうまい。すぐ終わるのかと思ったら、30分くらい続く。気がつけばガンジス川沿いの階段にうつ伏せで寝させられ、本格的なマッサージが始まっていた。

マッサージの分のお金は払わないよ、と伝えると、彼は一言。

「考えて」

とのこと。マッサージがあまりに気持ちよかったので、50ルピーだけ払うと伝えた。彼は500ルピーとか言い出したので、頼んでないからマッサージやめてもいいよと伝えると、考えて、考えて、と続けた。

結局、顔剃50ルピー、マッサージ50ルピー、チャイ1杯と日本人で顔剃したい人がいたら紹介する約束をして別れた。自己申告なので疑わしいが、10年マッサージをしていて、人にも教えているらしい。うまいわけだ。

その後はスッキリした身体で川沿いを歩いた。

ガートと呼ばれる沐浴場の一つに火葬場がある。ヒンドゥー教徒は死後はガンジス川へ流されるのが一番の幸せらしく、ガンジス川沿いで火葬後、ガンジス川へ遺灰を流す。

不謹慎かもしれないが、外国人は見物することができるとのことで行ってみた。

川沿いで激しく燃える薪によって遺体が火葬されていく。なんとなく、火葬といえば灰になるイメージだった。当たり前かもしれないが、いきなり灰になることはなく、徐々に皮膚が焼け、黒ずんでいく。もっと怖くなったり、気分が悪くなるかと思っていたが、これはそういうものだと自然と受け入れられて、ただただじっと見ていた。

親族だという方から声をかけられ、少し話していたが、あっけらかんとしていて、一緒にセルフィーしはじめたり、冗談を言ってきたりして、どうやらこっちが逆に気を遣いすぎていたようにも思える。ただ、セルフィーで一緒にピースしようという誘いにはどうしてものれなかった。

とはいえ火葬中なので大人しくしていると、噂どおりに詐欺師が現れ、薪代を払わないなら帰れとしつこく迫ってきた。親族がかばってくださり(というより、もっと話したがってくださった)なんとかなった。直前に話していたインド人からも、火葬場でお金を請求されてもそれは詐欺だから気をつけてと聞いていた。

人の火葬でお金を稼ぐやつというのはロクでもない人なんだろう。他の客引きなんかよりよっぽど強引だった。

そろそろインドも潮時だ。

I entered Ganges river this morning. I felt cold and refresh. Hindu people also entered Ganges river to hindu style bathing. After that, I bought a kite. Some of people in Varanasi play kite everyday. They fight by kite. I tried to play kite but it was so difficult. Finally it was broken.

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せんまさお

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シャイな僕が世界一周の旅へ。諸事情により緊急でお金が必要だったので一部上場企業のキーエンスへ就職。27歳で退職し、夢だった世界一周をすることに。やりたいことを全部やっている最中です。まずは死なずに帰ってきます。皆が憧れる世界一周だと思いますが、良いところも悪いところも全てそのままお伝えして、一緒に旅している感覚になっていただければ嬉しいです。座右の銘はPLUS ULTRA。「もっと向こうへ」という意味です。好奇心の赴くままにもっと向こうへ行ってきます。好きなコーラはコカ・コーラ。スカッとさわやかコカ・コーラ。LOVE&PEACE。
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