コバラムビーチを離れ今日はインド最南端の町、カーニャクマリへ移動。
カーニャクマリは逆三角形のインドの最南端なので、朝陽と夕陽が両方とも海で見られる。更に、インド洋、アラビア海、ベンガル湾が合流する岬であり、最南端の町の最南端ポイント、コモリン岬がある。
コバラムからバスで約40分、トリバンドラムのイーストフォートバススタンドへ到着。
イーストフォートバススタンドからKSRTCバスターミナルまで徒歩約15分。
KSRTCバスターミナル正面から出ているバスで、ナガルコイルまで約2時間半。
ナガルコイルからカーニャクマリまでバスで約40分。
と乗り換えまくりながら移動したが、トータル115ルピー(187円)にしかならないローカルバスは優秀。ただしすごく暑い。
朝、一緒にいる方からサーターアンダギーそっくりの食べ物があると教えてもらっていたので、1つ買ってみると、サーターアンダギーそのもの、いやそれ以上にうまい食べ物だった。店員さんに名前を聞いたら、名前はないと言われたので、名前は知らない。
その後、本当に美味しくて感動したので、別の店で2つ黒いのと普通の白いやつを買ったら、黒いのはスパイスが効いてるカレー風味のやつでゲンナリした。白いのも一店舗目より脂っこくてゲンナリした。
バスの中でサーターアンダギーもどきを食べながらウトウトしてきたが、道と運転が悪すぎて手すりを持っていないと座っていられない。
暑さで身体がカラカラになりながら、カーニャクマリへ到着した。あんまり何もしてないのに、すごく疲れたので、チャイを飲みに行く。
チャイしか頼んでないのに、「ここの名物だから」とドーナツみたいなのを無理やり渡してくる。商売上手。
食べてみると、おからドーナツのような、がんもどきのような、ちょっとスパイスの効いた美味しくない食べ物だった。写真を撮っていると、レンジでチンしてバナナの葉に乗せて出し直してくれた。商売上手。
チャイとドーナツで20ルピー(33円)。とても優秀。ただ、脂っこいものばかりだったので胃がもたれる。昨日アーユルヴェーダで脂はダメだって言われたばかりなのに。
コモリン岬へ移動し、夕陽待ち。
強い波が、岬の岩を軽々超えていく。
現地の若者が一緒に写真を撮って欲しいと言ってきた。目が合ってしまったからだ。
一緒にいる方は勝手にハリーポッターと名付けられていた。少しわかる気もする。
ハリーポッターの命名に少しウケていたら、調子に乗って遠くからもハリーポッター、ハリーポッター叫んでくる。
一度ウケたからと言って調子に乗っている。あまりにハリーポッター、ハリーポッターうるさいので、周りの人もハリーポッターが本当にいるんじゃないかと見てくる。いないよ。
コモリン岬には物乞いがたくさんいた。ゆっくり夕陽を見ていられない。こんな田舎でも多くいることに驚いたし、全員に渡していてもキリがない。一人だけ、小さい子にあげたけど、なんかモヤモヤした。
コモリン岬には沐浴場もある。ハリーポッター、ハリーポッターうるさいやつに聞いたら入ってもいいとのことだったので、ちょっとだけ入ってみた。沐浴のことはよく分からんけど、インド最南端で沐浴したという謎の達成感に満たされた。
夕陽は案の定、地平線間近で雲に隠れた。インドで見た夕陽はいつもそうだった。
帰りにチャイを飲んだ。もう若くない胃にやさしい。明日は同じ海からの日の出を見る。
I moved from Kovalam to Kanyakumari that is southernmost place in India. We can watch sunrise and sunset in same sea. We used some buses to move to Kanyakumari. It was so cheap because of local price. My friend and I went to southern tip of india to watch sunset. It was beautiful. We will go to same place to watch sunrise tomorrow.
せんまさお
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