宿の方々と朝から話した。昼前まで盛り上がった。
昨晩夜なべして書いた手紙を出しに郵便局へ。ミャンマーの国際郵便事情は悪いようなので窓口で出したかったからだ。
国際郵便なのに1000チャット(72円程度)なので、日本の国内郵便と10円しか変わらない。途上国あるあるだが、納得はいっていない。
夕方の便でバングラデシュへ移動する。
ミャンマーからの陸路移動はタイへしか行けない。渋々、バングラデシュ行きの航空券を買った。
バングラデシュへの入国は事前のビザ取得が必要だが、当然そんなものは持っていない。
噂によると公にはされていないがアライバルビザが取れるらしいのでそれに賭けた。
アライバルビザの取得には、出国航空券とバングラデシュ国内の宿の予約票があれば、日本人なら無料で取得できるらしい。
念のためプリントアウトしたかったので、ネットカフェを探したのだが、行くところ行くところプリンターがない。
炎天下の中歩き続けてようやく見つけた4件目でプリンターを発見。
30分の利用で300チャット(22円程度)、プリント1枚100チャット(7円程度)で、3枚印刷して600チャット(44円程度)を支払った。
いくら人件費安いとはいえ、パソコンは普通だったので、なんで儲けがでるのか不思議でしょうがない。
空港でチェックインする際、ビザがないことで少し揉めた。なんでないのか、アライバルビザならなぜ申請用紙を持っていないのか、等。日本人なら取れるんですの一点張りで押し切ってチケットを受け取った。
正直、ビザ発給事情が変わっていたら入国できないし、ビザ事情なんでザラに変わるのでドキドキする。なんなら公に出されていない情報なので行ってみないと分からない。
2席×2列の小型プロペラ機で2時間15分。バングラデシュ、首都ダッカに着いた。
アライバルビザ申請カウンターはすぐに見つかった。しかし係員はおらず、申請用紙と入国カードだけが無造作に置かれていた。
とりあえず一通り記入し、あたりを見るが、国際空港とは思えないほど全く係員がおらず、探して回った。
ほどなくして近くにいた係員が担当者を呼んでくれ、5分後に担当者が4人も来た。
僕を取り囲み、日本人ならオッケーみたいなことを言い、書類を確認し、指紋を登録した後、すぐにビザを発行してもらえた。後から来た東アジア系の方々は料金を払っていたが、日本人なら無料というのは本当だった。
バングラデシュと日本の関係がいいからかしら。
日本とバングラデシュといえば、国旗が似ている。小さい頃、誰がくれたのか忘れたが、ドラえもんの世界地図図鑑みたいなのが好きで良く読んでいた。
国旗紹介のページで日本の次に覚えたのがバングラデシュだったことを覚えている。というか、最初の頃は日本以外の国は①バングラデシュ、②アメリカ、③外国という3つしかないと思っていた。
つまり、僕の中で日本以外で初めて存在を知った国はバングラデシュだったのだ。
とはいえ、バングラデシュといえば、人質事件、グラミン銀行、山口絵理子さんのマザーハウスくらいしか知っていることがない。
観光情報すらロクに知らないので、ダッカで有名な日本人宿に泊まることにした。(ダッカで一番安いからというのも大きな理由)
受付に行って驚いた。インドのバラナシの宿で出会った日本人の女性が働いているのだ。
この宿はインターンを募集しており、仕事を手伝うと、ご飯と宿泊代がタダになるらしい。
その子も手伝いをすると言っていたが、2週間くらいという話だったので、もういないだろうと思っていたらまだいたのだ。
こうしてたまたま再会するのも旅の楽しいところだ。ヤンゴンで出会った高校生も明日の夜、ダッカに来るらしい。もしかしたらどこかで会うかもしれない。
静かで穏やかなミャンマーを離れ、バングラデシュに来た。隣にあるとは思えないくらいクラクションが騒がしいが、どんなところなのか楽しみでしょうがない。
I arrived in Bangladesh. I was surprised because when I checked in my hotel, I met a woman who was in a hotel in India.
せんまさお
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